なぜ女性の「話し合いたい」は、男性には「説得されている」と聞こえるのか?
'26.10.29読んだ瞬間、自分の婚活の見え方が変わる。
おはようございます。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
先日、ある男性からこんな愚痴を聞きました。
「女性って、よく『ちゃんと話し合いたい』と言いますよね。
でも、よく聞いていると、
結局は『私の意見に従ってほしい』と言っているだけのように思うんです」
なかなか鋭い指摘だと思いました。
実際、そういう女性もいるでしょう。
ただ、私はこの話を聞いて、
男性側にも、女性側にも、見落としていることがあるのではないかと感じました。
今日は、男女の「話し合い」について考えてみます。
男性が感じる「結局、俺が折れるしかない」
たとえば、デートの頻度について。
女性が「もっと会う時間を増やしたい。ちゃんと話し合いたい」と言ったとします。
男性は仕事の事情を説明し、「今は月2回が現実的かな」と答える。
すると女性は、
「でも、それじゃ関係が深まらないよね?」
「本当に私との将来を考えているの?」
と、さらに意見を重ねてくる。
男性からすると、
「俺の事情も説明したし、考えも伝えた。
それなのに受け入れてもらえない。
これって話し合いなの?」
となるわけです。
男性にとっての話し合いは、お互いの意見を出して着地点を探すこと。
ところが女性は、
着地点よりも、自分の気持ちを理解してもらうことを重視している場合があります。
ここにズレが生まれます。
女性は、なぜ「話し合いたい」と言うのか?
女性が話し合いを求めるとき、
必ずしも自分の希望を押し通したいわけではありません。
「私が寂しいと感じていることを、わかってほしい」
「二人の問題として、一緒に考えてほしい」
そんな思いが隠れていることもあります。
つまり、女性にとっては、
結論そのものよりも、
自分の気持ちを相手がどれだけ大切に扱ってくれるかが重要なのです。
男性が合理的な解決策を示しても、
女性が納得しないことがあるのは、このためかもしれません。
ただし、ここで女性にも考えてほしいことがあります!
気持ちを理解してもらうことと、
自分の希望を実現してもらうことは、別です。
「私の気持ちをわかってくれたなら、私の希望を受け入れてくれるはず」
そう考え始めると、
話し合いはいつの間にか、相手の愛情を試す場になってしまいます。
実は、二人は同じスタートラインに立っていない
ここで、もう一つの視点です。
私は、話し合いがうまくいかない原因の一つに、
考え始めたタイミングの違いがあると思っています。
たとえば女性は、何日も前から問題について考えている。
悩んで、友人に相談して、自分なりの結論を出している。
そして男性に「話し合いたい」と切り出す。
ところが男性にとっては、その瞬間が初めて考えるタイミングです。
女性はすでにゴール付近。
男性はスタート地点。
この状態で話し合えば、女性の意見が強くなるのも当然です。
女性は「こんなに考えてきたのに、どうしてわかってくれないの?」と思う。
男性は「もう結論が決まっているなら、俺に聞く意味があるの?」と思う。
これ、どちらが悪いという話ではありません。
一方は話し合いのつもりでも、
もう一方には結論の通達に聞こえてしまう。
そんなことが起きているのではないでしょうか?
男性にもある「聞いてもらえなかった」という思い込み
一方で、男性側にも注意してほしい思考の癖があります。
それは、
「自分の意見が採用されなかった=自分の意見を聞いてもらえなかった」
と考えてしまうことです。
相手が反論してきたからといって、意見を無視されたとは限りません。
女性にも、納得できない理由があるのでしょう。
自分の意見を尊重してほしいと思うなら、
相手にも反論する自由があります。
相手が譲らないことを、
すぐに「わがまま」「支配したがっている」と解釈すると、
今度は男性自身が話し合いを閉ざしてしまいます。
これは男女どちらにも起こることです。
本当の話し合いかどうかは「NO」を伝えたときにわかる
私は、ここが一番大事だと思います。
話し合いができる人かどうかは、意見が一致したときにはわかりません。
相手が自分の希望に「NO」と言ったとき、どう振る舞うか。
そこに、その人の本質が表れます。
不機嫌になる。
黙り込む。
「私のことを大切に思っていないんだね」と責める。
これでは、相手は次第に本音を言えなくなります。
男性も同じです。
「どうせ何を言っても無駄だから」と話し合いから逃げてしまえば、
二人の関係は深まりません。
大切なのは、相手の意見によって自分の考えを変える余地があるかどうか。
もし結論が変えられないのであれば、
「話し合いたい」ではなく、「私にはどうしても譲れない希望がある」と伝える方が誠実です。
婚活で見てほしいのは、意見の一致よりも
結婚すれば、住む場所、お金、仕事、家族のことなど、
意見が食い違う場面はいくらでもあります。
そのたびに、どちらか一方が我慢する関係では長続きしません。
だからこそ婚活では、
意見が合うかどうかだけでなく、
意見が合わなかったときに、二人がどうなるかを見てほしいのです。
そして、もう一つ。
話し合いの目的は、どちらが正しいかを決めることではありません。
二人が納得できる答えを探すこと。
その結果、今回は相手に合わせることもあるでしょう。
あるいは、今回は自分の希望を優先してもらうこともあるでしょう。
大切なのは、その選択を二人でできているかどうかです。
「話し合いたい」という言葉は素敵です。
でも、本当に大切なのはその言葉を口にすることではなく、
相手の意見によって自分の考えも変わる覚悟があること。
それができて初めて、二人の話し合いになるのだと思います。
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