婚活経験が豊富な人ほど、結婚相手を見誤る理由
'26.10.11読んだ瞬間、自分の婚活の見え方が変わる。
おはようございます。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
今日は、婚活をある程度経験してきた方に、ぜひ考えていただきたいことがあります。
それは、
「知っているつもりになること」の恐ろしさ。
婚活を始めて半年、1年と経ってくると、
いろいろなタイプの方とお会いするようになります。
お見合いも経験した。
プレ交際も経験した。
交際終了も経験した。
最初の頃と比べると、ずいぶん婚活に詳しくなったような気がします。
経験を積むこと自体は良いことです。
でも、実はこの頃から、少し気をつけていただきたい変化が起きることがあります。
「ああ、このタイプね」と思い始めたら要注意
例えば、こんな言葉です。
「公務員の人は、私には合わないと思うんです。以前お見合いした〇〇さんも、考え方が堅くて……」
「中高一貫校出身の人は、ちょっと気をつけています。以前お会いした人が、独特な価値観だったので」
「営業職の女性は、自己主張が強い人が多い気がします」
「理系の男性って、やっぱり会話が続かないですよね」
その方が過去に経験したことは事実なのでしょう。
嫌な思いをしたこともあったでしょうし、相性が合わなかったこともあったと思います。
ただ、ここで一つ考えていただきたいのです。
あなたが知っているのは、その職業の人の特徴でしょうか?
それとも、たまたま出会った一人の特徴でしょうか?
公務員だから堅いのではなく、その人が堅かったのかもしれません。
中高一貫校出身だから独特なのではなく、その人に独特な価値観があっただけかもしれません。
たった数人の経験から、
何千人、何万人という人たちを一括りにしてしまっていないでしょうか?
人間の脳は、パターンを見つけたがる
私たちの脳には、過去の経験をもとに物事を分類し、判断を効率化しようとする働きがあります。
毎回ゼロから考えていたら、とても疲れてしまいますからね。
これは日常生活では便利な働きです。
ところが、人間関係では、この便利さが裏目に出ることがあります。
例えば、過去にお見合いした医師の方が、あまり人の話を聞かない人だったとします。
その後、別の医師とお見合いしたときに、ほんの少し話を遮られただけで、
「ほら、やっぱりお医者さんってこういうところがあるのよね」
と思ってしまう。
一度そう思うと、
今度は自分の考えを裏づけるような言動ばかりが目につきやすくなります。
これは心理学でいう「確証バイアス」と呼ばれる傾向の一つです。
自分の予想に合う情報を重視し、合わない情報を見落としやすくなるのです。
つまり、
相手を理解しているつもりで、
実は自分の予想が正しいかどうかを確認している。
そんな状態になってしまうことがあるのです。
婚活に慣れた人ほど、相手を見なくなる?
少し厳しいことを書きます。
婚活経験が豊富なことと、人を見る目があることは、必ずしも同じではありません!
お見合いを50回経験したからといって、50人分の人間理解が深まっているとは限らないのです。
むしろ、
「この話し方は、前に会ったあの人と同じ」
「この職業なら、きっと生活スタイルも似ている」
「この年齢で独身ということは、何かあるのでは?」
と、過去の経験に当てはめて判断するようになってしまうこともあります。
そうなると、目の前にいる人を、目の前にいる人として見なくなってしまいます。
まだ何も知らないのに、知っている気がする。
まだ話してもいないのに、合わない気がする。
まだ関係が始まってもいないのに、結末が予想できる気がする。
これこそが、「知っているつもり」の怖さだと思うのです。
本当に人を見る目がある人は、決めつけない
私は、人を見る目があるというのは、相手を素早く分類できることではないと思っています。
むしろ、その逆です。
経験を積んだからこそ、
「こういう人もいる。でも、違う人もいる」
と思えること。
過去に似た経験があったとしても、
「この人は、どういう人なんだろう?」
と興味を持てること。
そして、自分の予想と違う一面を見つけたときに、
「ああ、そういう考え方もあるんだ!」
と受け止められること。
それが、本当の意味で、人を理解する力なのではないでしょうか。
もちろん、過去の経験から学ぶことは大切です。
例えば、
連絡が極端に少ない人との交際で寂しい思いをしたのなら、
自分にとって心地よい連絡頻度を知ることができます。
約束を何度も守らない人と交際して苦労したのなら、
誠実さを重視するようになるでしょう。
これは、とても大切な学びです。
でも、
「だから、〇〇という職業の人は嫌」
「だから、〇〇出身の人は避けよう」
となってしまうと、話が違ってきます。
経験から、自分が大切にしたいことを学ぶ。
経験を使って、まだ知らない相手を決めつけない。
この違いは、とても大きいと思います。
婚活に必要なのは、「わかった」より「知りたい」
婚活が長くなると、どうしても効率を考えるようになります。
もう傷つきたくない。
合わない人に時間を使いたくない。
できるだけ早く、自分に合う人を見つけたい。
その気持ちは、よくわかります。
ただ、効率よく判断しようとするあまり、
本来出会えたはずの人を自分から遠ざけてしまっているとしたら、もったいないですよね。
結婚相手は、職業や学歴、出身校というカテゴリーと結婚するわけではありません。
たった一人の、その人と結婚するのです。
だからこそ、次のお見合いでは、少しだけ意識してみてください。
「このタイプは知っている」
と思ったら、
「いや、私はまだ、この人のことを何も知らない」
と考え直してみる。
そして、
「この人は、どんなことを大切にしているんだろう?」
と、興味を持ってみる。
それだけで、会話も、相手への印象も変わってくるかもしれません。
今日、あなたに伝えたいこと
婚活で経験を重ねるほど、知識は増えていきます。
でも、知識が増えたからといって、目の前の人を理解できているとは限りません。
むしろ、経験が増えたときほど、自分の思い込みを疑ってみることが大切です。
「知っている」と思った瞬間、
人は知ろうとすることをやめてしまう。
私は、それがいちばん怖いことだと思っています。
婚活に必要なのは、人を分類する技術ではなく、一人ひとりの違いを発見する力。
次に出会う人は、あなたがこれまで出会った誰とも違う人です。
どうか、その可能性を、過去の経験だけで閉じてしまわないでくださいね。
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