最初は優しいのに、親しくなると冷たくなる人の心理と見抜き方
'26.09.15本日、火曜日は定休日です。
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どうぞよろしくお願いいたします。
読んだ瞬間、自分の婚活の見え方が変わる。
婚活で怖いのは、
「優しくない人」より、
「最初だけ優しい人」なのかもしれません。
仮交際中は、とても優しかった。
いつもこちらを気遣ってくれたし、言葉も丁寧だった。
ところが真剣交際に入ったあたりから、
「なんだか急に上から目線になった気がします」
「話し方も雑になり、以前ほど気遣ってくれなくなりました」
そんなご相談を受けたことがあります。
また、私の知人には、こんな人もいました。
交際中、
「頭が痛い」
と一言言っただけで、彼はすぐ薬局へ走り、薬を買ってきてくれたそうです。
「なんて優しい人なんだろう」
彼女はその優しさにも惹かれ、結婚を決めました。
ところが――
入籍した、その日から。
大げさではなく、本当にその当日から態度が180度変わり、
何もしてくれなくなった、と嘆いていました。
いわゆる、
「釣った魚に餌をやらない」タイプ。
これは、結婚相手としては困ります。
おはようございます。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
今日のお話は、
「親しくなると冷たくなる人の心理と、その見抜き方」
です。
「優しい人」なのか、「獲得するまで優しい人」なのか
ここは、婚活ではかなり重要だと思っています。
人の優しさを見る時、
「どのくらい優しいか」だけを見てはいけません。
見るべきなのは、
その優しさが、関係が安定したあとも続くのか。
交際初期は、
「好かれたい」
「この人と付き合いたい」
「結婚したい」
という強い動機があります。
だから、頑張れる。
問題は、相手との関係が確定した途端、
「もう大丈夫」
「この人は離れていかない」
と安心し、その安心を「もう努力しなくていい」に変えてしまう人です。
結婚生活に必要なのは、一時的な100点の優しさではありません。
70点でも80点でもいい。
それが何年も続くことの方が、ずっと大切です。
親しくなるほど、距離を取りたくなる人もいる
もう一つ、心理学的に考えられるのが、
「親しくなること自体が苦手な人」です。
心理学には「愛着回避」という考え方があります。
簡単に言うと、
人とある程度の距離があるうちは平気なのに、
相手から頼られたり、深い気持ちを話されたり、二人の問題について向き合うことを求められたりすると、
急に面倒になったり、距離を取りたくなったりする傾向です。
175組のカップルを調べた研究では、
この「愛着回避」の傾向が強い人ほど、二人の間に問題が起きた時に、
話し合うよりも、
黙る。
話を打ち切る。
その場から離れる。
相手との距離を取る。
といった「話し合いから引いてしまう行動」を取りやすいことがわかっています。
そして、こうした傾向が強いほど、
本人だけではなく、相手側も二人の関係に満足しにくい傾向がありました。
つまり、
「親しくなった途端に冷たくなった」ように見える人の中には、
親密な関係になればなるほど、
相手と向き合うことが苦しくなる人もいる
ということです。
もちろん、
「急に冷たくなった=愛着回避」
と決めつけることはできません。
大切なのは診断することではなく、
関係が深くなった時、その人の態度がどう変わるかを見ることです。
見抜くなら、「優しさの大きさ」より「継続性」
では婚活中、どこを見ればいいのでしょう?
私は、こんなところを見てほしいと思います。
交際が始まったばかりの頃よりも、
「この関係は続きそうだ」とお互いに安心し始めてからの態度。
たとえば、
意見が食い違った時にも丁寧に話せるか。
自分が忙しい時でも、最低限の気遣いがあるか。
こちらが困っている時、「面倒くさい」という態度にならないか。
「ありがとう」「ごめんね」が、交際が進んでも言えるか。
そして特に婚活では、
仮交際から真剣交際へ。
真剣交際から婚約へ。
関係が一段深くなった直後を、よく見てほしいと思います。
「手に入った」と感じた途端、
態度が変わる人なら、そこに出てくる可能性があります。
実際、夫婦を約4年間追跡した研究でも、
「ありがとう」と伝えることや、相手を気遣う行動を続けることが、
夫婦関係を良い状態に保つことにつながる
と報告されています。
結婚は、
選ばれるまで頑張る競争ではありません。
選んだあとも、
選ばれたあとも、
相手を大切にし続ける生活です。
だから婚活で探したいのは、
「すごく優しい人」ではなく、
「親しくなっても、優しさが雑にならない人」。
最初に薬を買ってきてくれることより、
結婚して10年経った時、
「大丈夫?」
と自然に言ってくれる人なのか。
私は、そちらを見てほしいと思っています。
<参考資料>
・Bretaña, I. et al. (2022).
“Avoidant Attachment, Withdrawal-Aggression Conflict Pattern, and Relationship Satisfaction”
Frontiers in Psychology
愛着回避の傾向と、問題が起きた時に話し合いから距離を取る行動、関係満足度との関連を調べた研究。
・Kubacka, K. E. et al. (2011).
“Maintaining Close Relationships: Gratitude as a Motivator and a Detector of Maintenance Behavior”
Personality and Social Psychology Bulletin
夫婦を約4年間追跡し、感謝と日常的な「関係を大切にする行動」との関連を調べた研究。
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