忽那のブログ

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友人よりAIに本音を話す人たち。婚活はどう変わる?

'26.09.10

読んだ瞬間、自分の婚活の見え方が変わる。

「彼から返信が来ません。脈なしでしょうか?」

「昨日のデートで、こんなことを言われました。どういう意味だと思いますか?」

「私はこの人と結婚して大丈夫でしょうか?」

こうした恋愛相談を、

今は友人ではなくAIにしている人が増えているそうです。

2026年9月に発表された、20〜39歳の「with」利用者1,510人を対象とした調査では、

恋活・婚活でAIを使った経験がある人は66.2%。

さらにAI利用者のうち、

83.0%が「AIに本音で相談している」

そして、

85.7%が「友人や知人よりAIのほうが相談しやすい」

と回答しています。

なかなか象徴的な数字です。

おはようございます。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。

今日のお話は、

「AIに恋愛相談する人が増えている」

です。


 なぜ、友人よりAIに話しやすいのか

調査で、AIに相談しやすい理由として最も多かったのが、

「気を使わなくてよい」

でした。

これは、よくわかります。

友人に同じ恋愛相談を何度もすると、

「またその人の話?」

と思われるかもしれない。

「そんな人、やめたほうがいいよ」

と言われるかもしれない。

あるいは、

「そんなことで悩んでるの?」

と思われるのも嫌。

だから、本当は気になっていることを少し小さくして話したり、

逆に自分に都合のいいところだけを話したりする。

人に話すとき、私たちは知らず知らずのうちに、

“どう見られるか”

を気にしています。

AIには、それがありません。

夜中の2時でもいい。

同じ質問を10回してもいい。

格好悪い嫉妬も、情けない執着も、

「こんなこと誰にも言えない」

という気持ちも書ける。

だからAIは、恋愛の壁打ち相手としては、とても優秀だと思います。


 でも、本当にそう?

ここで一つ、婚活中の方には知っておいてほしいことがあります。

AIは基本的に、

あなたが入力した情報をもとに考えます。

つまり、

「彼はこんなことを言いました」

「私はこんなに頑張りました」

「なのに彼はこうしました」

と相談すれば、

AIが見ている世界は、その文章の中にある世界です。

そこには、

相手から見たあなたの姿はありません。

たとえば、

「デートの後、彼から連絡が減りました。

私は失礼なことは何もしていないと思います」

と相談したとします。

本当はそのデートで、

相手の話をほとんど聞かなかったかもしれない。

条件を細かく確認しすぎたかもしれない。

店員さんへの態度を相手が気にしたのかもしれない。

本人が気づいていない何かがあった可能性もあります。

でも、その情報がAIに入っていなければ、

当然、AIにもわかりません。

これはAIの欠点というより、

相談というものの構造そのものです。


 人は「自分が見えていない自分」を相談できない

私は長く婚活の相談を受けていますが、とても興味深いことがあります。

婚活がうまくいかないとき、

本人が「原因だ」と思っていることと、

第三者から見える原因が違うことは、

珍しくありません。

本人は、

「いい人に出会えません」

と言っている。

でも、話を聞いていると、

出会えていないのではなく、

出会っているのに、ものすごい速さで減点している。

あるいは、

「いつも相手に大切にされません」

と言っているけれど、

実は相手との関係が深くなる前から、

「私を大切にしてくれる人か」を試し続けている。

本人には、その癖が見えていない。

だから当然、その部分をAIにも相談しません。

ここが、とても重要です。


 AIが怖いのではない

「だからAIに相談してはいけない」

という話ではありません。

むしろ私は、使えばいいと思っています。

頭の中がぐちゃぐちゃしているとき。

相手に送るLINEを、一度冷静に見直したいとき。

自分が何を不安に思っているのか、言葉にしたいとき。

AIは、とても便利です。

ただし、

「私の考えは正しいですよね?」

と確認するためだけに使い続けると、少し危険です。

相談するたびに、

「そうですよね」

「あなたは悪くありません」

「相手に問題があります」

という答えだけを集めてしまったら、

それは相談ではなく、

自分の考えを補強しているだけ

になってしまうことがあります。


 では、AIに何を聞けばいいのか

たとえば、

「彼はひどいと思いませんか?」

ではなく、

「彼の立場から見ると、この出来事はどう見える可能性がありますか?」

と聞いてみる。

「私は間違っていませんよね?」

ではなく、

「私にも改善できるところがあるとしたら、何でしょう?」

と聞いてみる。

「この人とは合わないですよね?」

ではなく、

「単なる価値観の違いと、本当に相性が悪いことを分けて考えてください」

と聞いてみる。

同じAIを使っていても、

質問の仕方によって、

得られるものはまったく変わります。


 AIに何を聞くかで、婚活は変わる

婚活でも同じです。

自分にとって心地よい答えだけを探すのか。

それとも、

自分では見えていなかった可能性まで見に行くのか。

私は、この差はとても大きいと思っています。

AIに相談する人が増えたことそのものより、

これから大切になるのは、

「AIに何を聞く人なのか」

なのかもしれません。

そしてこれは、AIだけの話ではありません。

仲人に相談するときも、

友人に相談するときも同じです。

自分を肯定してくれる答えだけを求めるのか。

少し耳が痛くても、

自分では見えていなかったものを知ろうとするのか。

その姿勢は、

婚活の結果を静かに分けていくように思います。

あなたが今日、AIに一つだけ質問するとしたら。

「私は正しい?」ではなく、何を聞きますか。

<参考資料>

株式会社with「恋活・婚活におけるAI活用に関する調査」
対象:20〜39歳の未婚男女1,510名
公表:2026年9月8日

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