男性は年収、女性は年齢。婚活で男女が別々に傷ついていること
'26.09.05読んだ瞬間、自分の婚活の見え方が変わる。
「自分ばかり、損をしている気がする」
婚活をしていると、
男性も女性も、そんな気持ちになることがあります。
おはようございます。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
今日のお話は、
「男性は年収、女性は年齢。婚活で男女が別々に傷ついていること」
です。
男性と女性は、別々の場所で傷ついている
2026年、婚活中の男女817人を対象にした調査で、
72.5%が婚活中に男女の不平等を感じることがあると回答しています。
ただ、その中身は男女で違いました。
男性は、年収・経済力・デート費用。
女性は、年齢によって評価されること。
男性は、
「なぜ男ばかり経済力を求められるのか」
と思い、
女性は、
「なぜ女性ばかり年齢を見られるのか」
と思っている。
男女が戦っているように見えて、
実は、別々の場所で傷ついているのです。
それなのに、結婚後は「対等」を望んでいる
ところが、同じ調査で興味深い結果があります。
結婚後に望む夫婦像では、
「対等型」と「両立型」を合わせて75.8%。
つまり、多くの人が結婚した後には、
昔ながらの「夫は仕事、妻は家庭」ではなく、
もっと対等な夫婦でいたいと考えているのです。
ここで私は、婚活の現場にいる者として、ひとつ気になることがあります。
望んでいる結婚と、
相手の選び方が、
本当に一致しているでしょうか?
たとえば、
「共働きで、家事も育児も二人でやりたい」
という男性が、自分よりかなり若い女性を望む。
あるいは、
「夫婦は対等。家事も育児も半分ずつ」
という女性が、自分よりかなり高収入の男性を望む。
もちろん、若い女性を希望してはいけないわけでも、
高収入の男性を希望してはいけないわけでもありません。
人によって、相手に求めるものが違うのは当然です。
ただ、ここで考えてみたいのは、
「対等な結婚を望むこと」と、
「自分より若い人、高収入の人を望むこと」は、矛盾するのか?
ということです。
私は、必ずしも矛盾するとは思いません。
年齢差があっても、収入差があっても、
対等な夫婦はつくれます。
では、何をもって「対等」と言えるのでしょうか。
私は、
条件が同じであることではなく、
その違いによって、
どちらか一方に負担や役割が「当然」として押しつけられないこと
だと思っています。
「対等」と「同じ」は、まったく違う
対等とは、「同じ」であることではありません。
年齢差があってもいい。
収入差があってもいい。
家事が5対5でなくてもいい。
実際、2026年に発表された1万人超を対象とした研究でも、
結婚生活に満足しているかどうかに関係していたのは、
家事や役割分担がきっちり半分ずつかどうかではなく、
本人が「この分担なら公平だ」と感じているかどうかでした。
私はここが、とても重要だと思っています。
対等とは、数字を揃えることではない。
一方だけが「当然」として何かを背負わされないことです。
自分に都合のいい「男女平等」になっていないか
そしてもう一つ。
自分が相手に大きな条件差を求めるのであれば、
その違いによって、相手にも何らかの期待が生まれる可能性があります。
自分よりずっと若い女性を望みながら、
「でも経済的には完全に対等でいてほしい」
自分よりずっと高収入の男性を望みながら、
「でも家事も生活の負担も、きっちり半分にしてほしい」
もちろん、そういう夫婦が成立することもあります。
ただ、
「昔ながらの男女差の、自分に都合のいいところだけ欲しい。
でも自分が負担する部分だけは、現代的に対等にしたい」
となると、話は少し違ってきます。
条件の先に、どんな結婚があるのか
私は婚活を始める方に、最初に
「どんな結婚をしたいですか?」
と、結婚のビジョンを言葉にしてもらいます。
キュートピアでは、オリジナルのアプリも使いながら、
その結婚のビジョンを具体的に言語化していきます。
なぜなら、婚活で本当に見るべきなのは、
「どんな人が欲しいか」
だけではないからです。
「その人と、どんな関係を作りたいのか」
こちらのほうが、ずっと重要です。
年収1000万円。
10歳年下。
共働き。
家事折半。
条件だけなら、いくらでも並べられます。
でも、その条件を全部並べた先に、
あなたが望んでいる結婚は、本当にありますか?
私はここを、一度立ち止まって考えてほしいのです。
婚活で「自分ばかり損をしている」と感じたとき。
相手を責める前に、もう一つだけ考えてみる。
私は相手に、何を「当然」として求めているだろう。
そこに気づいたとき、
男性対女性ではなく、
「では、私たちはどんな夫婦になりたいのか」
という、本来の婚活の話がようやく始まるのだと思います。
<参考>
株式会社オミカレ
「婚活の不平等感に関する男女のホンネ調査」(2026年7月28日発表)
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