焼き鳥屋で大喧嘩!悪いのはどっち?BIG5でわかった“すれ違い”の正体
'26.08.08おはようございます。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
先日、親しくしているNさんと焼き鳥屋さんに行きました。
最初はとても楽しく話していたんです。
美味しい焼き鳥を食べながら、仕事のことや最近あったことなど、あれこれ話していました。
ところが、途中で高校野球の話になりました。
何気なく始まった会話だったのですが、そこから思わぬ口論になってしまいました。
「高校野球は甲子園だから意味がある」
Nさん
「高校野球、やっぱり甲子園はいいよね」
私
「でも、この暑さの中で甲子園でやるのって、そろそろ考えたほうがよくない?」
Nさん
「なんで?」
私
「昔とは暑さが違うでしょう。
ここまで酷暑になったら、ドームで開催するとか、やり方を変えてもいいと思うのよね」
Nさん
「いや、高校野球は甲子園だから意味があるんだよ」
私
「もちろん甲子園に特別な意味があるのはわかるのよ。でも、人命のほうが大事じゃない?
いつもそうだけれど、人が亡くなってからでないとルールを変えないところが日本にはあるよね」
Nさん
「高校球児はずっと甲子園を目指してきたんだよ。甲子園だから頑張っているんだよ」
私
「でも、高校生って16歳、17歳、18歳でしょう?
小さい頃から『高校野球といえば甲子園』と聞いて育ってきたわけで、
それ以外の選択肢を考えたことがないだけかもしれないよ」
Nさん
「違うよ。甲子園だから意味があるんだよ」
私
「でも、時代も気候も変わったんだから、大人が『違う方法もあるよ』と考えてあげてもいいんじゃない?」
Nさん
「甲子園じゃなくなったら、俺は見ないよ」
私
「え? 見る側の問題なの? 私は高校生の安全の話をしているんだけど」
……。
このあたりから、完全に雲行きが怪しくなってきました。
最初は高校野球について話していただけなのに、お互いの声のトーンまで変わってきました。
そして最後には、かなり険悪な空気に。
焼き鳥を楽しく食べていたはずなのに(笑)。
なぜ、ここまで話が食い違ったのか?
帰ってから、私は考えました。
どちらかが悪かったのでしょうか?
私は、そうではないと思います。
そもそも私とNさんは、話を始めるときの「前提」が違っていたのです。
私は、
「環境が変わったなら、今までのやり方も変えていい」
というところから考えていました。
昔から続いていることでも、
「そもそも、なぜ?」
「今もそれが一番いい方法?」
「別の方法はない?」
と考えるタイプです。
一方、Nさんは、
「長く続いてきたものには、それだけの意味がある」
「甲子園を目指してきた高校球児の気持ちを大切にしたい」
というところから考えていました。
つまり、同じ高校野球の話をしているようで、
二人が立っている場所が最初から違っていたのです。
BIG5で見ると、さらに腑に落ちた
ここで思い出したことがあります。
キュートピアでは、BIG5を使った「私に合う人診断」を作っています。
BIG5とは、人の性格を5つの特性から捉える心理学の考え方です。
その中の一つに「開放性」があります。
新しい考え方や価値観に興味を持つか。
未知のものを面白がれるか。
今までの常識や前提にとらわれず、別の可能性を考えることを楽しめるか。
そうした傾向を見るものです。
実は私、この診断をすると、開放性が突拍子もなく高い(笑)。
一方、Nさんは、とても低い数値でした。
これを思い出して、
「ああ、なるほど!」
と、ものすごく腑に落ちました。
今回の甲子園の話も、まさにそうだったのです。
私は、
「昔から甲子園だからって、これからも甲子園でなくてはいけないの?」
「気候が変わったなら、ドームという新しい選択肢を考えてもいいんじゃない?」
「そもそも高校球児が『甲子園』を特別だと思うようになった背景って何だろう?」
と、どんどん前提の外へ出ていきます。
私にとっては、これが楽しい。
ところがNさんは、
「甲子園には甲子園だからこその意味がある」
「高校球児は、そこを目指してきた」
と、今ある価値や長く続いてきたものを大切にする。
どちらが優れているという話ではありません。
新しい可能性をどんどん探したい人と、今あるものの価値を大切にしたい人。
ここに、かなり大きな違いがあったのだと思います。
私は「違う意見」が嫌いなのではない
そして面白いことに、開放性が高い私は、
「違う意見、大歓迎!」
なのです。
むしろ、
「えっ! そんな考え方があるの?」
「そこから来る?」
と思わせてくれるような、右斜め上から飛んでくる意見が大好物です(笑)。
自分とは違う意見を聞いて、自分の世界が広がることが楽しい。
だから私はNさんにも同じように、
「違う考え方を出しているだけ」
のつもりでした。
でも、Nさんにとっては、それが必ずしも心地よいとは限らない。
私が「なぜ?」「でも、こういう考え方もあるよね?」と話を掘り下げれば掘り下げるほど、
「自分の意見を否定されている」
「考えを変えさせようとされている」
と感じることもある。
そうするとNさんは、自分の考えを守ろうとする。
「いや、甲子園だから意味がある」
すると私は、
「だから、そこを一度外して考えてみようよ」
と、さらに説明する。
Nさんはますます、
「いや、そうじゃない」
となる。
私はさらに説明する。
これでは終わりません。
「世界を広げたい人」と「大切なものを守りたい人」
今回の私たちは、まさにこれでした。
私は、相手の世界を広げようとしているつもりだった。
Nさんは、自分の大切にしているものを否定されているように感じた。
ここが、大きなすれ違いだったのだと思います。
そして、性格の違いそのものよりも、
「相手も自分と同じように受け取るはず」
と思ってしまうことのほうが、実は危ないのかもしれません。
私は、違う意見を言われても面白い。
だから相手もそうだろうと思っていた。
でも、そうとは限らない。
逆にNさんも、
「自分はこう感じるから、忽那も同じように感じるだろう」
と思っていたのかもしれません。
結婚したら、意見が違うことはいくらでもある
これは、これから結婚する方にもとても大切なことだと思います。
どれだけ仲の良い夫婦でも、すべての価値観が一致することはありません。
政治、教育、お金、仕事、子育て、親との付き合い方。
もっと小さなことなら、
休日をどう過ごすか。
旅行は計画を立てたいか、その場で決めたいか。
お金を貯めたいか、経験に使いたいか。
結婚すれば、いくらでも「違い」は出てきます。
そこで大切なのは、同じ意見になることではないと思います。
「私はこう思う」
「僕は違うな」
「そうなんだね」
本当は、それでいい。
相手を納得させなくてもいいし、自分が納得する必要もない。
今回なら、
「私は、これからの暑さを考えたらドーム開催も検討していいと思う」
「俺は、それでも甲子園でやってほしい」
「そっか。そこは違うね」
で終わってよかったのです。
心地よく一緒にいるために
私も今回、反省しました。
私は、「わかってもらおう」と説明しすぎました。
相手が違う考えを持っているとき、
「そういう考えなんだね」
で止めることも必要なのだと思います。
そしてNさんにも、私の違う意見を「自分への否定」としてではなく、
「この人はそう考えるんだな」
と受け取ってもらえたらいい。
夫婦になったら、相手と同じ世界を見る必要はありません。
むしろ、
「あなたはそう見るんだね。私はこう見えるよ」
と言える関係のほうが、私は心地よいと思います。
違いをなくすのではなく、違ったまま一緒にいられること。
結婚生活では、案外それが大切なのかもしれません。
「なかったこと」にするより
ちなみに、この話をした翌日。
Nさんからメッセージが来ました。
「つまらないことで喧嘩になってしまった。なかったことにしませんか?」
ちょっと笑ってしまいました。
でも私は思いました。
なかったことにしてしまえば、たぶんまた同じことが起こります。
それよりも、
「なぜ私たちは、あんなに熱くなったんだろう?」
「相手はどんな気持ちで、その言葉を言ったんだろう?」
と一度考えてみる。
そして、
「次はここに気をつけよう」
と、お互いに少しだけ修正する。
そのほうが、これから長く一緒にいるためには大切なのではないでしょうか。
結婚とは、同じ人間になることではありません。
違う二人が、
違ったまま、心地よく一緒にいる方法を見つけていくこと。
今回の焼き鳥屋さんでの大喧嘩から、そんなことを考えました。
婚活では、相手を探す前に、自分自身を深く知ることが大切です。
まずは、キュートピアが作成したBIG5「私に合う人診断」で、
ご自身の性格や、無理なく暮らせる相手について知るところから始めてみてください。
キュートピアは、
ただ結婚することではなく、その先の人生が幸せであることを目指してサポートしています。

