忽那のブログ

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婚活セミナーに参加したら、お見合いで断られ始めた男性

'26.08.07

おはようございます。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。

今日は、男性会員Wさんの思い出話です。

「何でも言ってください」と言うけれど 

Wさんは、少しクセのある会員様でした。

「こうであるべき」という思考が強く、とても真面目。
決められたことはきちんと守る一方で、あまり融通がきくタイプではないと感じていました。

入会時には、

「どんなことでも、苦言を呈してください」

とおっしゃっていました。

けれども、実際に少しアドバイスをすると、

ピリリとした反応が返ってくることがあります。

「言ってください」と言われたからといって、

本当に何でもそのまま言ってよいわけではありません。

どの言葉なら届くのか。
どのタイミングなら受け入れてもらえるのか。

私は、かなり言葉を選びながらサポートをしていました。

そして正直なところ、

「Wさんの婚活は、少し長期戦になるかもしれない」

と感じていました。

女性との接し方がわからない 

Wさんには、これまで女性との交際経験がありませんでした。

女性との接し方がわからない。

それ以前に、女性がどのようなことで安心し、どのような言葉に警戒するのか。

いわゆる「女性心理」がほとんどわかっていないように見えました。

もちろん、交際経験がないこと自体が悪いわけではありません。

誰にでも最初はあります。

ただ、

わからないことに気づかないまま、自分の常識だけで進めてしまうと、

婚活では思わぬところですれ違いが起こります。

会員様ごとに、成婚までの道筋を考える 

キュートピアでは、会員様お一人おひとりに合わせて、成婚までのカリキュラムを考えています。

今は、どの段階にいるのか。

成婚するためには、これからどのような力を身につける必要があるのか。

何ができていて、何がまだ足りないのか。

いわば、成婚までのロードマップです。

ただし、その内容をそのまま会員様にお見せすることはありません。

たとえば、

「あなたはここができていません」
「この力が足りません」
「成婚までは、これだけの課題があります」

と一覧にして見せられたら、どうでしょう。

冷静に受け止められる方ばかりではありません。

傷つく方もいれば、やる気をなくしてしまう方もいます。
場合によっては、信頼関係が崩れてしまうこともあるでしょう。

ですから、

私たちは全体の道筋を持ちながら、そのとき必要なことを、必要な順番でお伝えしています。

Wさんの最初の課題 

Wさんに、まず必要だと考えたのは、

女性と接する機会を増やすこと

でした。

そのために、まずはお見合いが組めるプロフィールを作り、お見合いの機会を増やすことに力を注ぎました。

そして実際のお見合いを通して、

「自分の話し方は、女性にはどのように受け取られるのか」
「自分では普通だと思っていることが、相手にはどう見えるのか」

を経験していただこうと考えていました。

婚活では、失敗を一つもせずに成婚する人のほうが珍しいものです。

お見合いで断られる。
仮交際に進めない。
自分ではうまく話せたつもりなのに、相手からは違う印象を持たれていた。

そうした経験を通して初めて、

「自分も何かを変えなければならないのかもしれない」

心から思えることがあります。

そこからでなければ、アドバイスが心に入っていかないこともあるのです。

私たちは、やはり人から指図されたくありません。

アドバイスだって、本当はあまり受けたくない。

自分で必要性を感じて、初めて受け取れる言葉があります。

お断り理由が変わり始めた 

そのような方針で、Wさんの活動を進めていました。

ところが、ある時期から、お見合い後に届くお相手女性からのお断り理由に変化が出てきました。

「お見合いの段階から、失礼なことを言われました」

「初対面なのに、距離の詰め方に違和感がありました」

それまでは、あまり見られなかった内容です。

何かがおかしい。

そう感じた私は、Wさんに聞きました。

「最近、お見合いの方法を変えましたか?」

すると、Wさんはこう答えました。

「ある婚活セミナーに参加しました」

「そこでは、お見合いのときから、どんどん結婚後の話をしたほうがよいと言われました」

「成婚している人は、皆そうしているそうです」

私は、心の中で叫びました。

いやいやいやいや……。

確かに、お見合いの段階から結婚観について話したほうがよい場合はあります。

ですが、それをしてよい女性と、まだしないほうがよい女性がいるのです。

「正しい方法」は、全員に正しいとは限らない 

たとえば、女性のほうから結婚後の生活について積極的に質問してくる場合。

お互いに会話が弾み、価値観の話を自然にできる空気になっている場合。

そのようなときには、

結婚後の働き方や住む場所について話しても、不自然ではありません。

けれども、まだ緊張している女性に対して、

「結婚後も仕事は続けますか?」
「子どもは何人ほしいですか?」
「親との同居は可能ですか?」

と初対面から次々に質問したら、どうでしょう。

本人には「真剣に結婚を考えている」という意図があったとしても、相手には、

「条件を確認されている」
「面接をされている」
「もう結婚相手として話を進められている」

と感じられてしまうことがあります。

Wさんには、まだ女性のちょっとした表情や態度から、

「この女性には、もう少し踏み込んで話しても大丈夫だ」

「この女性には、今日はまだ深い話をしないほうがよい」

判断することが難しいと、私は考えていました。

だからこそ、私はあえて、

「お見合いから、どんどん結婚後の話をしましょう」

とは伝えていなかったのです。

まだ、その段階ではない!

まずは、相手の話を聞くこと。
相手の表情を見ること。
安心して話せる空気をつくること。

その土台を身につけることが先だと考えていました。

婚活には、アドバイスを受け取る順番がある 

婚活には、たくさんの情報があります。

「お見合いでは、結婚観を確認しましょう」
「遠慮せず、好意を伝えましょう」
「早めに将来の話をしましょう」
「積極的な人ほど成婚しやすい」

どれも、間違いではありません。

けれども、正しいアドバイスを聞けば、そのまま成婚できるわけではないのです。

その人が今、どの段階にいるのか。

相手の反応を見ながら使い分ける力があるのか。

その方法を使う前に、身につけるべきことはないのか。

そこまで考えなければ、

正しいはずのアドバイスが、かえって婚活を難しくしてしまうことがあります。

婚活は、知識を増やせばよいというものではありません。

知ったことを、相手に合わせて使えるようになること。

そして、自分に今必要な課題から、一つずつ取り組んでいくこと。

それが大切です。

婚活サポートとは、ただ正解を教える仕事ではありません。

何を伝えるかだけではなく、いつ、どの順番で伝えるか。

そこまで考えるのが、仲人の仕事だと私は思っています。

婚活では、相手を探す前に、自分自身を深く知ることが大切です。

まずは、キュートピアが作成したBIG5「私に合う人診断」で、

ご自身の性格や、無理なく暮らせる相手について知るところから始めてみてください。

キュートピアは、

ただ結婚することではなく、その先の人生が幸せであることを目指してサポートしています


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