忽那のブログ

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婚活がうまくいかないのは「想像力」が足りないから

'26.07.29

おはようございます。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。

昨日、7月28日、

熊本県熊本地方を震源とする大きな地震が発生し、熊本県内で最大震度7を観測しました。

朝になり、伝えられる被害の状況に言葉が出ません。

今も地震活動が続いているようです。

キュートピアには現在、熊本県にお住まいの会員様はいらっしゃいませんが、

個別婚活相談を受けてくださった方がいらっしゃいます。

とても心配です。

被災された皆様のご無事と、一日も早く平穏な生活が戻ることを、心よりお祈り申し上げます。

このような時に婚活の話を書くことに、少しためらいもあります。

それでも私は、仲人として日々の仕事を休まず続けることも、自分の役割だと思っています。

今日のテーマは、

「すべては想像力の不足から始まる」

です。

少し厳しい内容になります。

お見合いが成立しないのは、なぜか 

お見合いをたくさん申し込んでいるのに、なかなか成立しない。

このような場合、ストレートに申し上げると、

相手選びが、自分の現在地と合っていない

可能性があります。

もちろん、人間としての価値が低いという話ではありません。

婚活では、年齢、年収、学歴、容姿、居住地、結婚歴、家族構成、希望条件など、

さまざまな要素を組み合わせて判断されます。

自分が会いたい相手を選ぶことばかりに意識が向き、

「その相手から見た時、自分は会いたいと思ってもらえるだろうか」

という視点が抜けているのです。

自分の希望を持つことは大切です。

しかし、自分が選ぶだけでは婚活は進みません。

相手からも選ばれなければ、お見合いは成立しないのです。

「楽しかった」のは、自分だけかもしれない 

お見合いで話が盛り上がった。

相手も笑っていた。

楽しい時間だったので交際希望を出した。

ところが、お相手からは、

「フィーリングが合いませんでした」

「価値観が違うと感じました」

というお断りが届く。

婚活では、よくあることです。

もしかするとお相手は、お見合いの途中ですでに、

「少し違うかもしれない」

と感じていたのかもしれません。

それでも大人ですから、最後まで笑顔で会話を続けます。

自分がたくさん話せたから、会話が盛り上がった。

相手が笑っていたから、楽しんでくれた。

そうとは限りません。

相手にも同じくらい話す時間があったでしょうか。

自分の話ばかりになっていなかったでしょうか。

相手の笑顔が、楽しさから出たものではなく、気遣いによるものだった可能性はないでしょうか。

ここに、想像力が必要なのです。

交際終了は、突然ではない 

交際が順調だと思っていたのに、突然終了の連絡が来た。

会員様から、

「何が悪かったのでしょうか」

「前回のデートでは楽しそうでした」

「そんな素振りはまったくありませんでした」

と言われることがあります。

しかし、実際には「突然」ではないことが多いのです。

連絡の返信が少し遅くなった。

相手からの質問が減った。

次のデートの日程がなかなか決まらなくなった。

会っている時の笑顔や相づちが減った。

以前よりも、早く帰りたそうに見えた。

こうした小さな変化が、すでに表れていたのかもしれません。

ところが、自分が相手を気に入っていると、

「仕事が忙しいのだろう」

「疲れているだけだろう」

「次に会えば、また盛り上がるだろう」

と、自分に都合よく解釈してしまいます。

心理学では、

自分の考えに合う情報ばかりを受け取り、

都合の悪い情報を軽く扱ってしまう傾向を「確証バイアス」と呼びます。

交際が続いてほしいと思うほど、

相手の冷め始めた気持ちを見ないようにしてしまうことがあります。

小さな違和感を積み重ねていないか 

交際終了には、必ずしも決定的な一つの原因があるとは限りません。

例えば、

自分の話ばかりをする。

相手が疲れていても、長時間一緒にいたがる。

返信の催促をする。

交際状況や気持ちを何度も確認する。

まだ関係が浅いのに、結婚後の条件を一方的に並べる。

頼まれていないアドバイスをする。

店員や元交際相手、家族、職場の人への批判が多い。

相手の都合よりも、自分の会いたい頻度や連絡のペースを優先する。

一つひとつは、交際を即終了するほどのことではないかもしれません。

しかし、相手の中には少しずつ違和感がたまっていきます。

そして、ある時、

「この人と結婚したら、ずっと自分が我慢することになるのではないか」

という結論に達します。

そこで交際終了になるのです。

終了を告げられた側は、最後のデートに原因を探します。

しかし、本当の原因は、その前から積み重なっていた可能性があります。

「自分は何も悪いことをしていない」では足りない 

交際終了になった時、

「失礼なことは言っていません」

「普通に接していました」

「自分なりに大切にしていました」

とおっしゃる方もいます。

もちろん、悪意はなかったのでしょう。

しかし、婚活では、

悪いことをしなければ選ばれる

というわけではありません。

自分は楽しかった。

自分は満足した。

自分は好意を伝えた。

それだけではなく、

「相手はどう感じていたのだろう」

「相手は無理をしていなかっただろうか」

「自分と会った後、相手はまた会いたいと思っただろうか」

と考える必要があります。

恋愛や結婚は、自分一人の満足では成立しないからです。

想像するだけでは、思い込みになる 

ただし、ここで気をつけていただきたいことがあります。

相手の気持ちを勝手に決めつけることは、想像力ではありません。

「きっと自分を嫌っている」

「返信が遅いから、もう脈がない」

と、相手の気持ちを悪い方へ決めつけることでもありません。

心理学の研究でも、

相手の立場を頭の中で想像するだけでは、相手の気持ちを正確に理解できるとは限らず、

実際に相手から情報を得ることが重要だと示されています。

本当の想像力とは、

「自分の受け止め方が間違っているかもしれない」

と考えられることです。

相手の表情や反応をよく見る。

自分ばかりが話していないか振り返る。

相手が無理をしていないか尋ねる。

仲人から伝えられたフィードバックを、言い訳せずに受け止める。

そして、必要であれば行動を変える。

ここまでできて初めて、想像力が婚活に生かされます。

想像力は、相手への優しさです 

婚活で必要な想像力とは、相手の心を完璧に読み取ることではありません。

「自分は、相手からどう見えているのだろう」

「この言葉を、相手はどう受け取るだろう」

「自分と一緒にいる時、相手は心地よく過ごせているだろうか」

と、ほんの少し立ち止まって考えることです。

お見合いが成立しない。

楽しかったはずなのに断られる。

順調だと思っていた交際が終了する。

そんな時は、相手の見る目や婚活市場だけを責めるのではなく、

自分の想像力が不足していなかったか

を振り返ってみてください。

想像力は、相手への優しさです。

そして、自分の婚活を前に進めるための、非常に現実的な力でもあるのです。

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