忽那のブログ

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仲人になろうと思ったことは、一度もなかった

'26.07.25

おはようございます。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。

今日は、少し雑感を書きます。

昨日、取材を受けました 

昨日、結婚相談所キュートピアについて取材をしていただきました。

なぜ私がこの仕事に就いたのか。
どのような思いで会員様をサポートしているのか。
キュートピアは、ほかの結婚相談所と何が違うのか。

そのようなことを、2時間ほどお話ししました。

普段、会員様と面談をするときは、私はほとんど自分の話をしません。

会員様のお話を伺い、その方が何を考え、何に悩み、どこでつまずいているのかを理解する。

私は、聞き手に回る仕事です。

そのため、反対に自分のことを聞かれ、

これまでの人生や仕事への思いをお話しすることには、あまり慣れていません。

少し照れくさくもありましたが、

大学卒業後から現在までの出来事を順番に聞いていただく中で、

自分の人生を棚卸しするような時間になりました。

「仲人になりたい」と思って始めたわけではない 

多くの仲人さんは、

「結婚相談所を始めたい」

「結婚する人を増やしたい」

という思いを持ち、自ら起業されています。

しかし、私の場合は少し違います。

父がボランティアで始めた、趣味のような結婚相談所を手伝ったことが始まりでした。

いえ、「手伝った」というよりも、

手伝わされた。

こちらのほうが正確かもしれません。

私はもともと、初めて会う方とお話しすることが得意ではありませんでした。

できれば、気心の知れた友人や知人と、少人数で静かに過ごしていたい。

そのような性格でした。

人と深く関わることを避けていたのかもしれない 

私は子どもの頃、父の転勤によって10回以上の引っ越しを経験しています。

新しい土地へ行き、新しい学校に入り、友達をつくる。

けれど、仲良くなっても、またすぐにお別れがやってくる。

「どうせ、いつかバイバイする」

そのような感覚が、知らないうちに身についていたのかもしれません。

人と深く関われば、別れるときにつらくなる。

だから無意識のうちに、誰かと深く関わることを避けるようになっていたように思います。

ところが、仲人という仕事は、人の心に深く関わる仕事です。

結婚したいという願いだけではありません。

育ってきた環境。
親子関係。
過去の恋愛。
人には言えなかった傷。
自信のなさ。
誰かに愛されたいという気持ち。

その方の人生の、とても深い部分に触れることがあります。

正直に申し上げれば、初めの頃は苦しかったです。

「私には向いていない」

「もう、やめよう」

そう思ったことも、一度や二度ではありません。

それでも、なぜ続けてきたのだろう 

取材でお話ししながら、自分でもあらためて考えました。

私は、なぜこの仕事を15年も続けてきたのだろう。

「日本の少子化を憂いて」

などという、聞こえの良い理由ではないと思います。

立派な志を掲げ、使命に燃えて始めた仕事でもありません。

たまたま目の前に道があり、なぜか私はその道を歩くことになった。

そして、キュートピアを見つけ、私を信じて入会してくださる方がいた。

そのご縁が途切れることなく、今日まで続いてきました。

だから私は、入会してくださった方に、

「キュートピアを選んで良かった」

そう感じていただきたい。

ただ、その一心で進んできたように思います。

論理と感性の両方がある相談所 

取材をしてくださった方は、これまでにほかの結婚相談所も取材されてきたそうです。

そこで、私はお聞きしました。

「キュートピアが、ほかの相談所と違うところは何だと思いますか?」

すると、次のように答えてくださいました。

「会員様ごとに、ここまでデータをまとめている相談所はありませんでした。

どちらかというと論理を優先する相談所なのかと思っていましたが、人情味のある感性も持っている。

両方がそろっている相談所はなかったです」

とても嬉しい言葉でした。

私は、婚活を感覚だけでサポートすることはしたくありません。

お申し込み数。
お見合いの成立率。
交際希望率。
お相手からお断りされた理由。
活動の傾向や変化。

できるだけ事実やデータを集め、客観的に分析します。

しかし、人の気持ちは数字だけではわかりません。

表情や声の変化。
何気なく発した言葉。
本人も気づいていない本音。

そこを感じ取ることも、仲人には必要です。

論理だけでも、人情だけでも足りない。

その両方を使いながら、一人ひとりの婚活に向き合ってきたのだと思います。

そろそろ、次のことを考える時期なのかもしれない 

取材の中で、こんなことも聞かれました。

「後進を育てるほうに、シフトしないのですか?」

少し意外な質問でした。

けれど、確かに、もうそのようなことを考える年齢になったのかもしれません。

仲人業は、極めて属人性の高い仕事です。

同じ出来事が起きても、どのように受け止め、どのような言葉をかけるかは、仲人によって異なります。

経験だけではなく、その人の人生観や人間観までもが、サポートに表れます。

だからこそ、

私がいなくなったら、キュートピアも終わってしまう。

そのような状態は、少し寂しいと思うようになりました。

これまで積み重ねてきた経験や考え方を、誰かに伝えていく。

人を見る視点や、会員様への向き合い方を、次の世代に残していく。

そろそろ、後進の育成にも力を注ぐ時期が来たのかもしれません。

そんなことを考えた、昨日の取材でした。

自分のことを話すのは、やはり少し苦手です。

けれど、時には誰かに話を聞いてもらうことで、

自分でも気づいていなかった思いや、これから進みたい方向が見えてくるものですね。

会員様が面談の中で、ご自身の人生や気持ちを整理していく。

昨日は私自身が、その体験をさせていただいたように思います。

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