忽那のブログ

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仲人も人間です。これまで書けなかった結婚相談所の本音

'26.07.23

こんばんは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。

今日は、仲人の勉強会に参加してきました!

プロフィール交換だけではなく、

「サポートの質をもっと上げるためには、どうしたらいいのか」

「会員様との関わりの中で、どのようなことに悩んでいるのか」

「ほかの相談所では、どのような取り組みをしているのか」

そんなことを、仲人同士で率直に伝え合う場でした。

ほかの仲人さんのお話を伺うと、勉強になることが本当にたくさんあります。

今日は、その中で出てきた、仲人の本音について書いてみたいと思います。

これまで、あまり書いたことのない内容です。

仲人を悩ませる会員様もいる 

結婚相談所には、当然ですが、さまざまな方が入会されます。

ほとんどの方は、ルールを守り、仲人ともコミュニケーションを取りながら、真剣に活動をされています。

一方で、長く仲人をしていると、対応にとても悩む会員様と出会うこともあります。

今日の勉強会では、長年仲人をされている方から、さまざまな体験談が出てきました。

たとえば、

「このプロフィールでは、私の良さが伝わらないじゃないですか!」

と、突然怒り出してしまう方。

「私のことを選ばない人もいるんですね」

と、憤慨される方。

「お金を払っているんだから」

と、常に上から目線で接してくる方。

お見合いのお申し込みを取り次ぐと、

「どうして、こんな人が私に申し込んでくるんですか? 気持ち悪いです!」

と、激昂される方。

「8歳も年上の男性からの申し込みを、私に取り次がないでください。失礼です!」

と、クレームを入れる方。

男性会員様から、

「相談所にいる女性は、みんな幼稚すぎる。あなたたち仲人が、若い女性をチヤホヤするからだ!」

と、仲人に怒りをぶつけられたというお話もありました。

そして、

月会費を何か月も滞納したまま、連絡が取れなくなってしまう方もいたそうです。

こうした体験談を聞きながら、仲人という仕事の難しさを、改めて感じました。

たった一人のことで、心を持っていかれる 

10人中9人が、とても素敵な会員様だったとします。

感謝の言葉を伝えてくださる。

アドバイスを素直に受け止めてくださる。

うまくいかない時にも、一緒に考えようとしてくださる。

そのような方が9人いらっしゃっても、

たった一人、強い言葉をぶつけてくる方がいると、

仲人の気持ちは、どうしてもそちらに持っていかれてしまいます。

何度も何度も、その言葉を思い出してしまう。

「私の伝え方が悪かったのだろうか」

「ほかにできることがあったのではないか」

「次は、何を言われるのだろう」

そんなふうに悩み続け、心を病んでしまう仲人さんがいることも、不思議ではありません。

もちろん、すべて会員様が悪いと言いたいわけではありません。

仲人の説明不足や対応の遅れ、サポートの怠慢が原因となっているケースもあるでしょう。

会員様と仲人の相性が、どうしても合わないこともあります。

私たち仲人も、完璧ではありません。

だからこそ、改善すべきことは改善しなければならないと思っています。

その方を「おすすめです」と紹介できるか 

ただ、一つ、考えていただきたいことがあります。

仲人との関係が、常に怒りや不満、攻撃的な言葉で成り立っている会員様を、

プロフィール交換会で、

「この方は、本当におすすめです」

と、自信を持って紹介できるでしょうか。

プロフィール交換会では、年齢や年収、学歴、外見だけを見ているわけではありません。

「この方は誠実です」

「お相手を大切にできる方です」

「担当仲人とも、きちんとコミュニケーションが取れています」

そうした、プロフィールには書かれていない情報も、仲人同士で共有しています。

もちろん、

仲人の機嫌を取ってください、と言いたいわけではありません。

仲人に好かれるために、無理をして愛想よく振る舞ってください、と言いたいわけでもありません。

そこだけは、誤解しないでいただきたいのです。

疑問や不満があれば、遠慮なく伝えていただいて構いません。

私たち仲人にも、耳の痛いことを受け止める責任があります。

ただ、

不満を伝えることと、

相手を傷つける言葉をぶつけることは、

同じではありません。

これは、婚活でも同じだと思うのです。

私にも、うまくサポートできなかった経験があります 

私自身、

この仕事をしていて、相性が合わなかった会員様も、正直に申し上げていらっしゃいます。

どうサポートをしても、信頼関係を築くことができない。

何をお伝えしても、悪い意味に受け取られてしまう。

お互いに疲弊し、このまま契約を続けることが、その方のためにもならない。

そう判断し、

「私の力では、良い成果を出すことが難しいと思います」

と申し上げ、契約の途中で解約をお願いしたこともあります。

正直に告白します。

非常に難しい決断でした。

私なりに考え、悩み、できる限りのことをしたつもりでした。

それでも最後には、

「こんな相談所に入るんじゃなかった」

という言葉をいただきました。

その言葉は、今でも忘れていません。

もう少し何かできたのではないか。

伝え方を変えていたら、違う結果になったのではないか。

今でも、ときどき考えることがあります。

SNSで「死ね」と書かれた仲人さん 

また、今日お話を伺ったある仲人さんは、

最近、SNSに投稿した内容が大きく炎上してしまったそうです。

投稿に対する反対意見だけではなく、人格を否定するような言葉まで書き込まれた。

そして、ついには、

「死ね」

とまで書かれたそうです。

その仲人さんは、非常に心を痛めていらっしゃいました。

どのような投稿だったのか。

どのような経緯で炎上したのか。

私は、すべてを詳しく知っているわけではありません。

もしかすると、表現の仕方に配慮が足りなかった部分もあったのかもしれません。

それでも、人に対して「死ね」と書いてよい理由にはなりません。

画面の向こうにも、心を持った一人の人間がいます。

仲人も、傷つきます。

落ち込みます。

眠れなくなることもあります。

当たり前ですが、仲人も人間なのです。

婚活は、人と人との活動です 

結婚相談所は、

お金を払えば、必ず希望どおりの相手と結婚できる場所ではありません。

仲人は、会員様の代わりに恋愛をすることも、相手の気持ちを変えることもできません。

できることは、

良いご縁につながるように、一緒に考え、できる限りのサポートをすることです。

そのためには、会員様と仲人との間に、最低限の信頼関係が必要です。

うまくいかない時こそ、

「私は、こう感じています」

「ここが不安です」

「もう少し、こうしてほしいです」

と、言葉にして伝えていただきたいと思います。

そして仲人も、

「それはできません」

「その考え方では、婚活が難しくなると思います」

「ここは、少し変えた方がよいと思います」

と、誠実にお伝えする必要があります。

耳ざわりのよいことだけを言うのが、サポートではありません。

ただし、どちらが上で、どちらが下でもない!

会員様と仲人は、

幸せな結婚という同じ目的に向かって進む、チームでありたい。

私は、そう思っています。

今日の勉強会では、仲人の苦しい体験談もたくさん出ました。

それでも、皆さんが最後に話していたのは、

「どうすれば、もっと良いサポートができるだろう」

ということでした。

悩みながらも、苦しみながらも、会員様の幸せを願い、より良いサポートを考え続けている。

そんな仲人さんが、たくさんいます。

今日のブログは、少し厳しく聞こえたかもしれません。

けれど、結婚相談所の活動も、結局は人と人との関係です。

相手を尊重すること。

自分の気持ちを、相手を傷つけない形で伝えること。

うまくいかない時にも、一緒に解決する方法を探すこと。

それは、

仲人との関係だけではなく、

これから出会うお相手との関係にも、そのままつながっていくのではないでしょうか。

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