結婚したい。でも、一人の自由も手放したくない
'26.07.16おはようございます。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
パートナーができるということは、
喜びは2倍に、悲しみは半分に。
そんなふうによく言われますね。
確かに、そのような関係を築けたら、とても幸せなことだと思います。
ところが、結婚には、もう一つの側面もあります。
やることは2倍に、自由は半分に。
少し夢のない話に聞こえるかもしれませんが、これもまた事実です。
自分のペースだけでは暮らせなくなる
単純に考えても、料理や洗濯、掃除の量は増えます。
これまで一人で暮らしていた方なら、部屋のスペースも共同になります。
好きな時間にお風呂に入り、好きな時間に寝て、休日は誰にも気を遣わずに過ごしていた。
けれど、誰かと暮らせば、相手の生活リズムがあります。
お風呂やトイレを使うタイミング、起きる時間、寝る時間、室温、音、食事の好み。
一人のときには考えなくてもよかった、小さな調整が毎日のように発生します。
お金についても同じです。
これまでは自分の判断だけで使えていたものを、
結婚後は二人の生活や将来を考えながら使うことになります。
一人で生きることが、嫌いではない人
結婚したいと言いながら、
「今の一人の生活も、それほど悪くない」
いや、むしろ、
「今の暮らしが結構好き」
という方は、少なくありません。
仕事をして、自分の好きなものを食べ、好きな場所へ出かける。
誰かに予定を確認する必要もなく、
休日に一日中寝ていても、文句を言われることはありません。
この快適さを長く経験しているほど、
誰かと暮らすことに窮屈さを感じるのは、ある意味当然です。
結婚したいのに、なぜか決められない
婚活では、
「良い人だとは思うのですが、決め手がありません」
「嫌なところはないのですが、結婚となると迷います」
という言葉をよく聞きます。
もちろん、本当に相性が合わないこともあります。
一方で、お相手への不満ではなく、
今の自由な生活を手放すことへの迷い
である場合もあります。
誰かと結婚するということは、その人を選ぶだけではありません。
これまでの生活の一部を手放し、
二人の暮らしに作り替えていくことでもあるのです。
結婚は、自由を失うことではない
誤解してほしくないのですが、
結婚したら自由がなくなる、と言いたいわけではありません。
一人の自由は少し減るかもしれません。
その代わりに、
一緒に食事をする人がいる。
帰りを待っていてくれる人がいる。
体調が悪いときに気にかけてくれる人がいる。
何でもない出来事を話せる人がいる。
そんな、一人では得られなかった時間が増えていきます。
結婚とは、何かを一方的に失うことではありません。
自分だけの自由の一部を、二人で生きる安心に交換すること。
私は、そのようなものだと思っています。
結婚したいと思ったとき、
「どのような人と結婚したいか」だけではなく、
「今の生活の何を手放し、何を二人で作っていけるのか」
そこまで考えてみると、婚活の見え方が少し変わるかもしれません。

