孤立したままで、結婚はできるのか?
'26.02.17こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
冷たい空気の中を歩いていると、
人との距離も、少し広がってしまうように感じる日があります。
今日は、少し本質的なテーマです。
「孤立したままで、結婚は可能なのか?」
婚活の現場で、何度も向き合ってきた問いです。
それは孤高ではなく、孤立かもしれない
まず、こんな言葉を聞くことがあります。
・友達はいない
・尊敬できる人もいない
・周りに大した人がいない
・頭が悪い人と関わりたくない
・レベルの合う人がいない
一見、知的で、自立していて、群れない強さのように見えます。
けれど、その状態が長く続いているなら・・・
それは
「孤高」ではなく、孤立かもしれません。
孤高は、選んで一人でいる状態。
孤立は、防御の結果として一人になっている状態。
ここは大きく違います。
なぜ孤立は生まれるのか
多くは、過去の傷から始まります。
・裏切られた
・理解されなかった
・バカにされた
・選ばれなかった
人は傷つくと、防御します。
「もう期待しない」
「自分が選ぶ側に立つ」
これは自然な反応です。
けれど、それが続くと、
他人を評価することでしか自分を保てなくなります。
他人を下げることで、自分を上げる構造
「周りに大した人がいない」という言葉の裏には、
「自分はそこそこ優れている」
という前提があります。
けれど、本当に成熟した人は、
どんな人からも学びます。
どんな人からも、何かを吸収する。
逆に、見下すことでしか自分を保てない状態は、
常に比較と緊張の中で生きることになります。
心は、決して楽ではありません。
そして気づかないうちに、
・誘われなくなる
・本音を言ってもらえなくなる
・深い関係が築けなくなる
こうして人との距離は、少しずつ広がっていきます。
孤立は悪なのか?
ここが大事です。
孤立そのものが悪なのではありません。
一人でいる時間は必要です。
群れない強さも大事です。
静かに自分を整える時間は、成熟の証でもあります。
問題は・・・
それが
「選択」なのか
「防御」なのか。
孤立には、二つあります。
① 自分を整えるための一人
・人と関わる力がある
・必要なら助けを求められる
・心が穏やか
これは孤立ではなく、自立に近い状態です。
② 傷を守るための一人
・どうせ分かってもらえない
・関わると面倒
・周りはレベルが低い
この状態が続くと、
心の奥に怒りや諦めが溜まります。
そして人は、少しずつ鈍くなります。
さびしくなるのか?
面白いことに、
孤立している人ほど
「自分は平気」と言います。
でも人間は社会的な生き物です。
深い会話。
共感。
笑い合う時間。
これがゼロで、本当に満たされる人はほとんどいません。
寂しさは、すぐには来ません。
じわじわ来ます。
40代、50代、60代になったとき、
「本音を言える人がいない」
その時に初めて、
静かな寂しさに気づく人が多い。
婚活の現場でも、本当に見る光景です。
孤立で結婚は可能か?
結論から言うと、
結婚そのものは可能です。
条件が合えば成立することはあります。
けれど問題はその後です。
孤立している人の特徴は、
・本音を出さない
・弱さを見せない
・助けを求めない
・相手を評価する立場に立つ
結婚は、
「二人で弱くなれる関係」
が作れないと続きません。
孤立したままだと、
・問題を共有できない
・不満を溜める
・心の距離が縮まらない
そして、
「一緒にいるのに孤独」
という状態になります。
これは、とても苦しい。
婚活で選ばれるのは、賢さではない
婚活の現場で安定しているご夫婦には共通点があります。
完璧ではない。
強がらない。
「助けて」と言える。
選ぶ目が鋭いことより、
繋がれる力があること。
条件より、安心感。
ここが決定的な違いです。
孤立から抜けるために
まず問い直してほしいのです。
「私は本当に強いのか?」
「それとも、傷から距離を取っているだけなのか?」
他人を下げる言葉をやめること。
誰かの中に一つ、学べる部分を見つけること。
それだけで、人間関係の流れは変わります。
孤立は性格ではありません。
状態です。
気づいた瞬間から、変えられます。
保存用|1分まとめ
・孤立は過去の傷から生まれる防御
・孤高と孤立は違う
・孤立はじわじわ寂しさを生む
・孤立のままでも結婚は可能だが、続きにくい
・結婚は「弱さを共有できる関係」
・孤立は状態であり、変えられる
👉 今日やる1つ:今日出会う人の中で、「この人の良いところを1つ探す」
それを心の中で言葉にしてみてください。
小さな一歩で構いません。
そこから、孤立は少しずつほどけていきます。

