喧嘩をしないパートナーを探しているあなたへ
'26.02.08こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
先週、
離婚専門の弁護士である 阿部洋介 先生をお迎えし、
「予防離婚」というテーマでセミナーを開催しました。
その際にご質問を募集したところ、
複数の方から、こんな声が寄せられました。
「喧嘩をしない相手は、どうやって探したら良いのでしょうか」
「喧嘩にならないパートナー選びを教えてください」
とても真剣で、切実な質問だと感じました。
同時に、
多くの方が「喧嘩」というものを、
必要以上に怖いものとして捉えているのだな、とも感じたのです。
今日は、この質問をきっかけに、
「喧嘩」について少し整理してお話をしていきたいと思います。
なぜ、こんなにも「喧嘩」を恐れてしまうのか
婚活の現場にいると、
喧嘩を極端に避けようとする方がとても多いと感じます。
・喧嘩は良くないもの
・喧嘩=関係が壊れる
・喧嘩をするくらいなら我慢した方がいい
そんな考えが、
無意識のうちに染みついている方も少なくありません。
けれど、実際には、
喧嘩そのものが問題なのではないケースがほとんどです。
そもそも「喧嘩」とは何なのでしょうか
ここで一度、立ち止まって考えてみたいのです。
意見が違うこと。
考え方が合わないこと。
違和感を伝えること。
これらは、本当に「喧嘩」なのでしょうか?
意見の違いを伝えること自体は、喧嘩ではありません。
どんなに好きな人でも、
どんなに大切な相手でも、
考え方や価値観がすべて同じ、ということはありません。
違いが出るのは、ごく自然なことです。
喧嘩と「異論を話すこと」は、まったく別のもの
多くの人が混同してしまっているのが、ここです。
話し合いが喧嘩に変わるのは、
・感情が先に立ったとき
・勝ち負けになったとき
・相手の人格を否定し始めたとき
こうした瞬間です。
つまり問題は、
「違いがあること」ではなく、
感情が高ぶったときに、どう扱うかです。
仮に喧嘩になっても、大切なのは「止め方」
人ですから、
感情的になることはあります。
大切なのは、
喧嘩を一切しないことではありません。
こじれそうなときに、どう止められるか。
ここが、関係を大きく左右します。
具体例|「二人だけのサイン」を決めておく
一つの現実的な方法としておすすめなのが、
あらかじめ
「二人だけのサイン」を決めておくことです。
例えば、
・耳たぶを、軽く引く
・肘の内側を、軽くタップする
など。
言葉で止めるのではなく、
体を使った静かな合図にしておくのがポイントです。
これなら、
友人や親戚、知人と一緒にいる場でも使えますし、
周囲に気づかれにくい。
あわせて決めておきたい「最低限の約束」
サインと一緒に、
喧嘩になったときの最低限の約束を決めておくのも、とても有効です。
例えば、
・いつまでも愚痴ぐち言わない
・次の日の朝は、必ず「おはよう」を言う
・どんなに腹が立っても、相手の人格否定はしない
このくらいの、
シンプルな約束で十分です。
「ここまではやらない」
「ここで一度、日常に戻る」
そんな共通認識があるだけで、
喧嘩は関係を壊すものではなく、
調整のための一時的なズレになります。
なぜ、これが「予防離婚」につながるのか
喧嘩がつらくなる理由の多くは、
・いつ終わるのか分からない
・どこまで言われるのか分からない
この不安にあります。
けれど、
止め方とルールが決まっていれば、
「壊れるかもしれない喧嘩」から
「戻ってこられる喧嘩」に変わります。
探すべきは「喧嘩をしない人」ではない
喧嘩をしない人が、
必ずしも良いパートナーとは限りません。
・我慢しているだけ
・本音を飲み込んでいるだけ
ということも、少なくないからです。
それよりも大切なのは、
・感情が高ぶったときに止まれるか
・関係を守ろうとする姿勢があるか
・仲直りの仕方を一緒に考えられるか
ここを見ることが、
長く続く結婚には欠かせません。
保存用|1分まとめ
・喧嘩をしない人を探す必要はない
・意見の違いは、どんな関係にも起きる
・喧嘩と話し合いは別物
・大切なのは、こじれそうなときの止め方
・「二人だけのサイン」と最低限の約束は、現実的な予防策
👉 今日やる1つ:
「感情が高ぶったとき、私はどうやって一度止めたいか」
これを、自分の言葉で考えてみてください。
その答えを共有できる相手かどうか。
それが、「喧嘩をしない人」以上に大切な判断基準になります。

