忽那のブログ

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断りの連鎖(後編)──人は、関係のつくり方を学びながら大人になる

'26.02.07

こんにちは。

結婚相談所キュートピアの忽那里美です。

前回のブログでは、

婚活の現場で繰り返し起きる



「婚活・ブーメラン現象」



についてお話ししました。

交際を断った次の交際では、

今度は自分が相手を好きになり、

同じように断られる。

これは、

罰でも因果応報でもありません。

人が人として成長していくための

順番なのだ、

というところまでお伝えしました。

今日は、その続きです。

断りの連鎖を止めた人に起きること 

この仕事をしていて、

はっきりと感じることがあります。

同じように婚活をしていても、

・ずっと同じ別れを繰り返す人

・あるところで、流れが変わる人

この二つに分かれる、ということです。

では、



断りの連鎖を止めた人には、

何が起きているのか。

それは、

婚活のやり方を変えたからでも、

条件を下げたからでもありません。

変わったのは、

人との向き合い方です。

実際にあった、ひとつの例 

ある女性会員Sさんのお話です。

Sさんはとても真面目で、

相手のこともきちんと考える方でした。

最初の交際では、

「悪い人ではないけれど、決めきれない」

という理由で、交際を終了しました。

Sさんなりに、

誠実に判断したつもりだったと思います。

その後、次の交際に進みました。

今度は、

Sさんのほうが相手を好きになりました。

将来の話も少しずつ出始め、

「この人かもしれない」

そう感じ始めた矢先に、

相手から交際終了を告げられました。

Sさんは面談で、

しばらく黙ったあと、こう言いました。

「すごくつらかったです。

正直、どうして?と思いました」

そして、少し間を置いて、

こう続けたのです。

「でも、

前の方も、

同じ気持ちだったのかもしれませんね」

この一言が、

とても印象に残っています。

ここで起きていたこと 

Sさんは、

「あの人はひどかった」

で終わらせませんでした。

代わりに、

「私は、

誰かの気持ちを

十分に想像できていただろうか」

ここに、一度立ち戻ったのです。

自分を責めたわけではありません。



ただ、

立場を入れ替えて考えた

この視点を持てたことが、

Sさんにとって

大きな転換点になりました。

連鎖を止めた人に共通する変化 

それ以降、

Sさんの婚活には、

はっきりとした変化が現れました。

相手の反応に振り回されなくなった

連絡頻度や温度差に、

過剰に不安にならなくなりました。

「この人は今、迷っているのかもしれない」

そう受け取れるようになったのです。

「選ぶ・選ばれる」の視点から降りた

自分が上か下か、

評価されているかどうか。

その軸で関係を見ることを、

自然とやめていました。

代わりに出てきたのは、

「この人と、

どんな関係を作っていきたいか」

という視点です。

別れの「質」が変わった

断るときも、

断られるときも。

感情を置き去りにせず、

相手の立場を想像する。

同じ「交際終了」でも、

心に残る傷の深さが、

まったく違ってきました。

なぜ、ここで連鎖が終わるのか 

理由は、とてもシンプルです。

連鎖を生んでいたのは、



被害者の立場に留まり続けること



だったからです。

自分が傷ついたことだけでなく、

「自分も、誰かを同じように

傷つけたかもしれない」

この視点を持てたとき、

人は同じ関係性を繰り返さなくなります。

相手を変えたのではありません。

関係の作り方が変わったのです。

仲人として、伝えたいこと 

ブーメラン現象は、

「婚活がうまくいっていないサイン」

ではありません。

成長の途中にいるサイン!

私たち仲人は、

・泣いている人

・迷っている人

・断る側で苦しんでいる人

そのすべてを見ています。

だからこそ、

はっきりと言えます。

婚活がうまくいく人とは、



傷つかない人ではありません。

失敗しない人でもありません。

立場を変えて考えられる人

そして、

経験を学びに変えられる人です。


もし今、

「なぜ、

同じことを繰り返しているのだろう」

そう感じているなら。

それは、

あなたがダメだからではありません。

次の段階に進む準備が、

整ってきているだけです。


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