持っていないものは、あげられない
'26.02.02こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
こんな願望を持つ方は多いものです。
「優しくしてほしい」
「大切にしてほしい」
「安心させてほしい」
どれも、とても自然な願いです。
パートナーを求める以上、誰もが思うことだと思います。
ただ、
ここで一度、立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
持っていないものは、あげられない
婚活の現場で、何年も人を見てきて、
これは本当に強く感じることです。
持っていないものは、
相手にあげられない。
相手に「安心」を求めるなら、
自分は、自分自身を安心させられているでしょうか。
相手に「大切にしてほしい」と願うなら、
自分は、自分の気持ちや限界を大切に扱えているでしょうか。
相手に「余裕」を求めるなら、
自分の心には、余白があるでしょうか。
「先に完璧でいなければならない」わけではない
誤解しないでほしいのですが、
これは
「自分が全部できてからでないと結婚できない」
という話ではありません。
ただ、現実として、
人は
自分の中に“ある分”しか、相手に渡せない
のです。
心が常に不安でいっぱいの人が、
相手を長く安心させ続けることは難しい。
自分を責め続けている人が、
相手を心から肯定し続けることも、やはり苦しい。
余裕が枯渇している状態では、
優しさや思いやりは、
自然に湧いてくるものではなく、
自分を削って差し出すものになってしまいます。
婚活は「相手選び」より「自己把握」
婚活というと、どうしても
・どんな人がいいか
・条件は何か
・相性はどうか
という「相手を見る目」に意識が向きがちです。
けれど実は、それと同じくらい大切なのが、
自分は、
どんなものを相手に渡せる人間なのか
を知ることです。
・私は、どんなときに自分を守れているか
・私は、どんな場面なら余裕を持てるか
・私は、相手に何を自然に差し出せるか
ここが見えてくると、
相手に求めるものも、少しずつ変わってきます。
欲しさを手放したとき、関係は進み始める
不思議なことに、
「これが欲しい」
「こうしてほしい」
と強く力を入れているときよりも、
「私はこれを渡せる人だな」
と自分を理解できたときの方が、
関係はずっと楽に、穏やかに進みます。
婚活がうまくいかないとき、
「相手が悪いのかな」
「タイミングが悪いのかな」
と考えてしまうこともあります。
けれど、多くの場合、
問題はそこではありません。
自分が“今、持っているもの”を知る
大切なのは、
自分が今、何を持っていて、
何を持っていないのかを、正しく知ること。
それは、自己否定ではありません。
現実を知る、ということです。
そしてその現実こそが、
いちばん確かなスタート地点になります。
遠回りに見えて、
実はそれが、いちばんの近道なのです。
保存用|1分まとめ
・人は、持っていないものは相手にあげられない
・安心・余裕・優しさは、心に余白があってこそ渡せる
・婚活は「相手選び」だけでなく「自己把握」が重要
・自分が何を自然に渡せる人かを知ることが近道
・欲しさを手放したとき、関係は楽に進み始める
👉 今日やる1つ:「私は、相手に何を自然に渡せる人だろう?」
この問いに、紙に書いて3つ答えてみてください。
条件でも理想でもなく、“今の自分”ができることを書いてみる。
そこから、婚活は確実に変わり始めます。

