感情に気づけない人が増えている──面談で見えた“心の変化”
'25.12.08こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
今週は、軽井沢へ行ってきました。
夏には何度も訪れている場所ですが、この時期は初めて。
前日に降った雪が道路の脇にうっすらと残り、気温は2度。
手袋がないと指先がじんと冷える、キンと澄んだ空気。
いつも賑わう旧軽井沢銀座通りも、この日は人がまばらで、
まるで別世界を歩いているような静けさでした。
夜ご飯は、
普段なら1時間待ちが当たり前のお店にすんなり入ることができ、
ゆっくりと味わう贅沢な時間に。
静かな軽井沢は、こんなにも穏やかで柔らかい表情を見せてくれるのだと、
初めて知りました。
翌朝は、近くのカフェへ。
店内の棚に置かれた一冊の本を手に取ると、
それは国際政治学者でありYouTuberとしても活躍されている方の著書。
実は私、この夏にその方の講演会に参加したばかりでした。
するとオーナーさんが席に来て、
「この著者の方、毎日この店に来られるんですよ。もうすぐいらっしゃる頃です」
とおっしゃるではありませんか。
そして数分後──
本当にその方が現れたのです。
思わず鳥肌が立つような、軽井沢での小さな奇跡。
旅にはこうした“偶然の顔をした必然”が、ときどき訪れます。
今年もいろいろな場所を訪れましたが、
そのすべてが、新しい発見や視点をもたらしてくれました。
一期一会の出会いがあり、
価値観を揺さぶられるような学びがあり──
「移動した分だけ人生は豊かになる」
これは私の持論ですが、今回の旅で改めて深く感じたことでした。
来年もまた、自分の足で、さまざまな土地を歩いてみたいと思います。
さて本題です。
最近の面談で、ひとつ気になる傾向が見えてきました。
それは──
自分の感情に気づけない人が、年々増えているということ。
面談の中で気づく「感情の置き去り」
面談では、私はよくこう声をかけます。
「それは悲しかったですね」
「大変でしたね」
「嫌な気持ちになったでしょう?」
「それは嬉しいことですね!」
すると後日、こんなメッセージが届くことがあります。
「忽那さんに言われて、あ、そうか…私は悲しかったんだと気づきました」
「言葉にしてもらって初めて、自分が傷ついていたとわかりました」
私にとっては、ごく自然にその方の表情や声のニュアンスから
“心が感じているもの”を言語化しただけなのですが、
それがその方にとっては大きな発見になっていました。
感情が“なくなった”のではなく、心が“麻痺”している
ある方はこう言いました。
「感じないようにするのが癖になっていたんだと思います」
別の方は、
「忙しすぎて、嬉しい・悲しいを考える余裕がなかった」
と話していました。
そう。
感情が消えてしまったわけではありません。
心が自分を守るために、一時的に“感じる力”を弱めているだけ。
現代は情報も刺激も多く、
心がゆっくりと感じるための余白が奪われやすい時代です。
その結果、気づかないうちに
“感情の蓋”が閉じてしまうことがあります。
感情に気づけないと、婚活も止まりやすい
婚活とは、テクニックだけで進むものではなく、
“心の揺れ”を感じ取る力に大きく影響される活動 です。
嬉しい、安心する、寂しい、モヤモヤする──
こうした小さな反応の積み重ねが、
「この人と合う」「この人とは違う」という判断の基準になります。
感情に気づけない状態は、
言うなれば 心のコンパスが曇っている状態。
どの方向に進めばいいのか、判断がしづらくなるのです。
でも、安心してください。
感情は必ず戻ってきます。
丁寧に扱われることを、ただ静かに待っているだけです。
忽那の本音
仲人として15年。
年々強く感じるのは、
「結婚以前に、自分の感情にアクセスできない人が増えている」
ということ。
だからこそ私は、
面談でその方の表情の揺れや声の温度を逃さず、
まだ言葉になっていない“小さな気持ち”も丁寧に拾い上げたいと思っています。
心は必ず語ります。
ただ、今はその声が少し小さくなっている。
婚活がうまくいく人ほど、
自分の心の揺れを大切にしています。
揺れるのを怖がらないで。
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キュートピアでは、婚活のテクニック以上に、
「自分の感情に気づく力」 を取り戻すサポートを大切にしています。
もし今、
「自分の気持ちがよくわからない」
「判断が難しい」
と感じているなら、
一度ご相談くださいね。
あなた自身の声を、一緒に丁寧に拾っていきましょう。
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保存用|1分まとめ
・旅は心を開き、人生を豊かにしてくれる
・面談では「自分の感情に気づけない人」が増えている
・感情が消えたのではなく、心が“麻痺”しているだけ
・感情に気づけないと婚活の判断が難しくなる
・心の声は必ず戻る。丁寧に扱うことが鍵
👉 今日やる1つ:今の気持ちを“3つだけ”書き出してみる。
(嬉しい/不安/ホッとする/モヤモヤ……どれでもOK)

