「結婚をしなかったこと」──人生の終わりに多くの人が後悔する理由
'25.11.12こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
📖 会員様から届いた一冊
先日、会員様から一冊の本をご紹介いただきました。
緩和医療医・大津秀一先生の著書、
『死ぬときに後悔すること25』です。
大津先生は、終末期の患者さんに日々向き合っておられるお医者さま。
数千人を看取ってきた経験から、こう書かれています。
「ひょっとすると皆が抱えている後悔、
人生で解き残す問題は、それほど多様性がないのではないか。
要するに、人が後悔する内容は人類皆兄弟、だいたい決まっているのである。」
🌿 人が最期に後悔する25のこと
この本では、人が人生の最期に抱く“25の後悔”を
「健康・医療編」「心理編」など6つの章に分けて紹介しています。
その中でも、今日は特に印象に残った
第4章「人間編」をご紹介します。
そこには、次のような後悔が挙げられていました。
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結婚をしなかったこと
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子供を育てなかったこと
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子供を結婚させなかったこと
💠 「結婚をしなかったこと」に込められた思い
とくに「結婚をしなかったこと」という項目は、
婚活をしている方にとって深く響く内容ではないでしょうか。
その章の中には、
「余命数週間の花嫁」というエピソードが紹介されています。
余命がわずかとわかっていながら、ある男性が女性と結婚式を挙げ、
籍を入れたという実話です。
そこには、
「夫婦の深い結びつきが苦しみを和らげる」
という表現がありました。
一人で人生の終わりに向き合うということは、
想像を超える寂しさや、やるせなさ、空虚さをもたらすのかもしれません。
もちろん、「だから結婚した方が良いですよ」という単純な話ではありません。
けれど、人と人とが深く結ばれ、支え合うことの力を
改めて感じさせられる一節でした。
💌 本を紹介してくださった会員様へ
この本を紹介してくださった会員様も、
きっとその思いに心を動かされたのだと思います。
今日このブログを読んでくださっているあなたにも、
その静かな感動を少しでもお届けできたら嬉しいです。
保存用|1分まとめ
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人が最期に後悔する内容は、驚くほど共通している
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「結婚をしなかったこと」は、多くの人が抱く後悔のひとつ
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夫婦の結びつきは、人生の苦しみを和らげるほど深い力を持つ
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結婚=正解ではないが、「誰と生きるか」を考えることは生き方そのもの
👉 今日やる1つ:今の自分にとって「一緒に生きたい」と思える関係とは何かを、少しだけ考えてみましょう。そこから、あなたの婚活が変わり始めます。

