忽那のブログ

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「特に嫌なところはない」──実はそれ、最高の相性です。

'25.11.10

こんにちは。

結婚相談所キュートピアの忽那里美です。

先日、新大久保で「サムギョプサル」を食べました!

ヨプの王豚塩焼 新大久保本店

サムギョプサルとは

スライスした豚のばら肉を焼いて食べる韓国の焼肉です。

美味しいお店をたくさん知っている知人からの紹介だったので

楽しみに伺いました。

お店の方が焼いてくださり、ちょうど良いタイミングを教えてくれます

食べやすい大きさにカットしてくれます

お肉に色々なものを巻いて食べます!

この「とびっこおにぎり」は絶対に食べてほしい!!

とっても美味しかったです。

デートにおすすめ。

ただ、店内はモクモクしていますので

カジュアルなスタイルで行ったほうが良さそうです。

(要予約)

さて、今日の本題。

「相手について

特に嫌だと思うところはないです」

この一言を聞くと、私はいつも心の中で

「それは貴重な存在だな」

と思います。

 

婚活の現場では、

「好きになれない」

「物足りない」

そんな感覚を理由にお断りする人が多いものです。

 

でも──

“嫌じゃない”という感覚の中には、

実はとても深い心理的な意味が隠れているのです。

 

🌿「物足りなさ」は、心が安心しているサイン
 

心理学では、人は“慣れ親しんだ刺激”に安心を覚える一方で、

“強い刺激”を「恋」と錯覚することがあるとされています。

 

つまり、ドキドキや緊張感のある相手に惹かれるのは、

必ずしも“相性が良い”からではなく、

「不安を感じる相手ほど、印象に残る」から。

 

恋愛初期の脳では、

ドーパミンやノルアドレナリンが多く分泌され、

相手の欠点が見えにくくなります。

いわゆる「恋のフィルター」ですね。

 

でも、時間が経つとそれは落ち着き、

“落ち着ける人”の価値が見えてくるようになります。

「物足りない」と感じるのは、

あなたの心がすでに“安心モード”に切り替わっている証拠かもしれません。

 

💠 安心の関係では、脳内物質が変わる
 

恋の初期は「刺激」でつながり、

夫婦や長期的関係は「安心」でつながると言われています。

 

心理学では、前者を恋愛脳(ドーパミン型)

後者を**愛情脳(オキシトシン型)**と呼びます。

 

オキシトシンは「幸福ホルモン」「信頼ホルモン」とも言われ、

相手と安定した関係を築くときに分泌されるもの。

 

つまり、“嫌なところがない”相手とは、

オキシトシンが自然に分泌される安心関係が生まれているということです。

 

それは「刺激的な恋」よりもずっと深く、

長く続く絆のはじまりです。

 

🌸「好き」が穏やかに続く人が、結婚に向いている
 

婚活初期は、どうしても“テンションが合う人”を探しがちです。

でも、長く一緒に暮らす中で大切なのは、

「話が通じる」「気持ちが乱れない」「一緒にいると落ち着く」人。

 

感情が上下せず、平穏でいられる関係こそ、

安心感がベースになっている証拠です。

 

結婚は日常の積み重ね。

嫌なところがなく、安心していられる関係は、

“静かに幸福を感じられる関係”なのです。

 

忽那の本音
 

私は多くの成婚を見届けてきましたが、

本当にうまくいくカップルは、口をそろえてこう言います。

 

「特別な出来事はないけれど、毎日が心地いい」

 

ドラマのような恋愛より、

安心して過ごせる毎日を大切にできる人が、

最終的に“幸せな結婚”を手にしています。

 

だから、「特に嫌なところはない」という感覚は、

恋愛感情が足りないのではなく、

“安心できる人を見極める心”が育っている証拠とも言えます。

その人を大事にしてほしいな。

 

保存版|1分まとめ

・「物足りない」は、“安心モード”に入っているサイン

・刺激よりも、穏やかな安定感が長続きする関係をつくる

・「嫌なところがない人」は、あなたの心が落ち着ける貴重な存在

👉  今日やる1つ:「ドキドキしないけど、落ち着く人」を、もう一度ちゃんと見てみよう。

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