条件で選ぶ婚活に、もう限界がきている
'25.10.07こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
昨日、TBSテレビから世論調査の依頼が入りました。
5分ほどのアンケートに答える中で、
「高市早苗さんが自民党の新総裁に選出されたことをどう思うか?」
という項目がありました。
正直、今回は予想していませんでした。
「どうせまた無理だろう」と思っていたのです。
けれども結果を見て、
「あれ、自民もまだ捨てたものじゃないのかもしれない」と感じました。
ただ同時に、現実はそう甘くはないだろう、とも思います。
ベテラン議員たちが盤石の陣を敷く中で、
自分の信念を貫くのは並大抵のことではありません。
あちらを立て、こちらの顔をうかがいながら進めていけば、
結局は“塗装を塗り替えただけ”になってしまう。
そして、「やっぱり女性がやっても無理だったね」と言われてしまわないか──
そんな心配も、正直あります。
それでも、私は信じたいです。
「変わらない」と言われ続けたものを少しずつ変えていく人が現れる。
その一歩を踏み出す勇気が、次の時代をつくるのだと思います。
婚活も「変化の時代」に入っている
婚活の世界も、実はそれに似ています。
表面上の条件や数字ではなく、“中身の変化”を求められる時代に入っています。
けれども、
多くの方がいまだに「年齢」「年収」「写真」で判断してしまう。
男性は女性の年齢と写真に“ときめくかどうか”でお見合いを申し込み、
女性は男性の年収や学歴で検索をかけ、結果の一覧から“清潔感があるか”で判断する。
このパターン、本当に多いのです。
仲人が見ているのは「お似合いかどうか」
仲人として拝見していると、「うーん」と思うこともしばしばあります。
なぜなら、私たちは常に
「お二人が並んだ時に、お似合いかどうか?」
という視点で見ているからです。
そして、明らかに釣り合わないケースも決して少なくありません。
プロフィールの奥にある“生き方”を感じてみる
私がプロフィールを見るときに大切にしているのは、
「その人の生い立ちを感じ取ること」
です。
どんな環境で育ち、どんな場所に出かけ、
どんなファッションを好み、どんな会話をしていそうか。
その背景と、弊社会員の価値観・暮らし方がマッチしているかどうか。
この“育ちの波長”が合っていると、
交際は驚くほどスムーズに進みます。
想像できない相手は、きっと「波長」が違う
ですから、婚活をされている方へ。
プロフィールを見たときは
「この人、どんな人生を歩んできたのだろう?」と想像してみてください。
それがまったく想像できない、ピンとこないという場合、
おそらくあなたの人生とシンクロしていない可能性があります。
もちろん「知らない世界だからこそ惹かれる」という出会いもあります。
けれども、それをうまく育てていくには、ある程度“交際経験”や“対話力”が必要です。
婚活とは、
プロフィールの奥にある
「生き方同士の出会い」。
表面的な条件だけでなく、相手の背景に思いを馳せてみる
そこに、心の通うご縁が見つかるのです。
保存用|1分まとめ
・高市さんの選出は「時代の一歩」
・変化を起こすのは簡単ではない
・婚活もまた、条件から“中身”へ変化が求められている
・プロフィールの奥にある“育ちの波長”を感じ取ってみよう
👉 今日やる1つ:相手のプロフィールを見て「この人はどんな人生を歩んできたのだろう?」と想像してみる。

