炎上中の「おじアタック」とは?──婚活現場で見えるリアルな実態
'25.10.02こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
今日は定期的に話題になり、最近も婚活業界で炎上している
「おじアタック」
について、そしてその裏側にある婚活のリアルをお伝えしたいと思います。
「おじアタック」とは?
「おじアタック」とは、
中高年の男性が、自分よりずっと年下の女性に一斉にアプローチをする現象を指します。
たとえば50代の男性が、20代後半や30代前半の女性ばかりに申し込みを続けるケースです。
同年代や40代女性には一切申し込まず、
「若い女性と結婚したい」と強く希望されるのです。
結果として、アプローチを受けた女性は
「親子ほど年が離れているのに、なぜ私に?」
と戸惑い、モチベーションを下げてしまうことも少なくありません。
もちろん、
「できれば若い女性に申し込みたい。お金を払っているんだから取り次いでほしい」
という男性の思いも理解できます。
しかし、この行動が与える影響は小さくありません。
女性側からは、
「私の需要って、こんなに歳の離れた男性しかいないんですか?」
「だんだんやる気がなくなってきました」
といった声が実際に聞かれます。
私の女性会員様の中には、
「○歳以上の方からのお申し込みは、取り次がないでください」
とお願いされるケースもあります。
つまりおじアタックは、
本人にとって不利なだけでなく、
アプローチを受ける女性のモチベーションを下げ、婚活疲れの原因になることもあるのです。
女性にもある「姉御アプローチ」
男性ばかりが話題にされますが、女性にも似た現象があります。
40代以降の女性が年下男性に積極的にアプローチすること
私はこれを「姉御アプローチ」と呼んでいます。
婚活以外の自然な出会いでは、
まず「居心地の良さ」で惹かれ合い、
後から「実は年上だった」と気づくこともあります。
けれども婚活はプロフィールから始まるため、
最初から年齢差が強調され、成立のハードルが上がりやすいのです。
仲人の中には
「成立しにくいから控えるべき」と考える人もいれば、
「会員の希望を尊重すべき」と考える人もいます。
私自身も「難しいですよ」と伝えたところ、
「あなたは業者。取り次ぎだけしてくれればいい」
と厳しい言葉を受けたことがあります。
仲人として、アドバイスと尊重のバランスは常に悩ましいテーマです。
婚活市場での“勝ち方”
ただし、婚活市場での成功には明確な傾向があります。
最近のトレンドは「同世代婚」。
成婚に至るカップルの多くは、年齢差3歳以内というデータが出ています。
ですから私は会員様に、この事実を正直にお伝えします。
たとえ不機嫌になられたとしても、隠さず伝えることが仲人の責任だからです。
一方で、
「いや、それでも若い人に申し込みたい」
「夢を見て何が悪い!」
と希望される方もいらっしゃいます。
もちろん、その気持ちを止める権利は仲人にはありません。
ご本人の意思を尊重して取り次ぎます。
ただしその場合には、
「お見合いが成立しにくい理由は、すでにお伝えしていますよ」
と事前に説明します。
ところが実際にお見合いが組めない状況になると、
「なぜ自分はお見合いができないんだ?」と悩まれる方もいます。
私は心の中で「だから先に伝えましたよね」と思わずにはいられません。
現場では、このような理不尽さに直面することも少なくないのです。
結論
年齢差があるからといって、必ずしも不利とは限りません。
「姉御アプローチ」が魅力的に映る年下男性もいますし、
年齢差がプラスに働くケースもあります。
けれども、婚活市場での“勝ち筋”は明らかに同世代婚です。
夢を追う自由もありますが、現実を踏まえつつ──
「一緒にいて心地よいかどうか」
「価値観が合うかどうか」
を軸に相手を見ていくこと。
それこそが、婚活を成功に導く一番の近道だと私は考えています。
保存用|1分まとめ
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「おじアタック」は本人が不利になるだけでなく、女性を疲れさせる原因にもなる
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女性にも「姉御アプローチ」があり、成立の難しさはあるが魅力に映るケースもある
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婚活市場の成功の王道は「同世代婚」=年齢差3歳以内が主流
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仲人は事実を隠さず伝える。希望を止める権利はないが、結果の理由は説明する
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大切なのは「数字」より「心地よさ・価値観の合致」である
🌿 キュートピアでは、
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