仲人が見てきた“惜しかった婚活” ─ ほんの一歩の差でご縁は変わる
'25.09.30こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
年始に立てた目標のひとつに、
「毎月、新しい体験をする」があります。
9月のチャレンジは「アロマ作り体験」。
今回は事務所に置くためのアロマを作ってきました。
まずは数十種類のアロマをひとつひとつ嗅ぎ、
その中からイメージを膨らませます。
私のテーマは
「面談に来てくださる会員様が前向きになり、
愛と幸せをたくさん感じられる香り」。
ベルガモット、グレープフルーツ、ゼラニウム、
ホーウッド、ペパーミント、イランイランを調合し、ついに完成!
名付けて「キュートピアの香り」が誕生しました。
面談にいらした方が少しでもリラックスできて、
「よし、婚活を頑張るぞ!幸せになるぞ!」と感じていただけたら嬉しいです。
さて今日は、仲人として長年サポートしてきた中で感じる
「惜しかったケース」についてお話しします。
「あと一歩でうまくいったのに…」というご縁は、実は少なくありません。
具体的にはこんなケースが多いです。
① 連絡不精で終わってしまうケース
二人ともデートでは盛り上がっていたのに、
連絡不精がたたって交際が続かなかった
これは本当によくあります。
婚活には必ずライバルがいます。
短期間で結婚を決める活動だからこそ、
「連絡が取りやすい」「会いやすい」相手に気持ちが流れやすいもの。
複数交際の中で、
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連絡をまめにくれる
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毎週会える
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会う時間を作ってくれる
そういう相手の方に、どうしても心は傾いていきます。
「もう少し連絡していれば進展したのに…」という惜しいケースは非常に多いです。
② 伝え方のミスで不安を与えてしまうケース
ネガティブな情報を伝える時、
表現を誤ると一気に関係が冷めてしまいます。
例えば──
「転勤があるかもしれない」「病院に通っている」「兄弟が引きこもりで…」など、
事実だけを暗いトーンで伝えてしまう。
これでは相手は不安しか残りません。
本当は、
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「こうしていきたい」
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「こうすれば問題は起こりにくい」
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「対処法はこれ」
と、安心材料とセットで伝えることが大切です。
「次回会った時にフォローしよう」では遅い。
次に会う前に交際終了になるのが婚活の現実なのです。
③ 告白のタイミングを誤ったケース
男性に多いのが、
女性の気持ちがまだ温まっていないうちに告白してしまうこと。
仲人間では「まだ早い」「もう少し待ちましょう」と打ち合わせをしており、
それを伝えていたにも関わらず
気持ちが先走ってグイグイ行きすぎて女性が引いてしまう
──これも惜しい典型例です。
④ 気持ちを隠しすぎたケース
一方で女性によくあるのが
「ガツガツ行くのは良くないかな」と遠慮してしまうケース。
本当は気持ちがあるのに
「恥ずかしい」「男性から来てほしい」と待ちすぎてしまい、
男性が「自分に興味がないのだな」と誤解して去ってしまうこともあります。
素直に気持ちを出していれば…
そう思わずにはいられないご縁も少なくありません。
婚活は、気持ちや言葉のちょっとした差でご縁が変わります。
連絡の仕方、伝え方、タイミング、気持ちの出し方──
ほんの少しの工夫で結果は大きく変わります。
「惜しかった」で終わらせないために、仲人と一緒に一歩ずつ整えていくこと。
キュートピアでは、その“あと一歩”を全力でサポートしています。
保存用|1分まとめ
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婚活はライバルがいる。連絡不精は致命傷
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ネガティブな話は「安心材料」とセットで伝える
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告白の早すぎ/気持ちを隠しすぎ、どちらも“惜しい”結果に
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婚活は小さな工夫で結果が大きく変わる
相手に不安を与えないよう、ネガティブな情報は「安心材料とセット」で伝えてみましょう。


