お見合い成立を左右するのは“家事分担の意識”でした
'25.09.27こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
先日、
友人の仲人が主催する「ディスコパーティー」のお手伝いをしました!
彼女は仲人であり、料理研究家であり、さらにジャズピアニストでもある多才な方。
手作りのお料理はなんと15品。
どれも本当に素晴らしく美味しくて、
テーブルに並んだ瞬間から歓声があがりました。
そして夜が深まると、生演奏に合わせてみなさんが思い思いに踊る──。
とっても楽しく、笑顔あふれる時間でした。
こうして仲人同士で交流する中でも、
よく話題になるのが「最近の婚活トレンドはどう変わってきているか?」ということです。
婚活トレンドは「同世代婚」
いま婚活の現場で強く感じるのは、
結婚相手に「同世代」を望む方が多いということ。
歳の差があっても3歳前後まで
というのがほとんどです。
理由は、
お互いに同じ目線で人生を歩みたい、
そして「共働き・共家事・共育児」で家庭を築きたい、
という意識が強まっているからです。
特に女性の間で、この希望は年々高まっています。
10年前には「専業主婦希望」という声も多く、
10歳や一回り(12歳)差婚も珍しくありませんでした。
しかし今では「専業主婦希望」と言うだけで、
お見合いが組みにくい時代になっています。
それくらい、結婚観は大きく変わってきています。
家事の“見える化”アプリ
そんな時代背景の中で、
TBSのニュースで紹介されていた「家事を時給換算するアプリ」が話題になっていました。
家事の時間を入力すると、設定した時給で換算され、
誰がどれだけ家事に貢献したかが数値化されます。
実際に利用した夫が
「自分の家事の少なさ」にショックを受けたというケースもあるそうです。
「やっているつもり」と「実際」のギャップが数字で明らかになったのです。
さらに、男性が家事を学べる“駆け込み寺”のような場も登場しています。
料理や掃除の講座を通じて家事スキルを学び、参加者同士で悩みを共有する。
「どうすれば手伝えるのか分からない」
から一歩踏み出すための取り組みが広がってきています。
婚活の現場に直結する意識の差
ここで大切なのは、「家事は女性がするもの」と考えていると、
まずお見合いすら組めないということです。
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20代・30代の婚活世代
この世代は「共家事」が当然。もし古い価値観のままでいると、成婚はほぼ難しいでしょう。 -
40代後半以降の婚活世代
まだ「家事はどちらかといえば女性が…」という意識が残っている年代ですが、それでも「男性が家事をする」ことは強いアピールポイントになります。
結婚は日常の積み重ねです。
「どちらかが全部やる」ではなく、
「一緒に生活を回していく意識」があるかどうか
ここが、いま婚活の最大のカギになっているのです。
保存用|1分まとめ
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婚活トレンドは「同世代婚」+「共家事・共育児」
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家事の見える化で「やっているつもり」と「実際」の差が明確に
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20代30代は共家事意識が必須、40代後半以降も「家事をする男性」は強みになる
それだけで「一緒に暮らすイメージ」が相手に伝わります。



