あと少し”がケンカの火種に? 婚活者に必要な会話の習慣
'25.09.20こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
今朝、窓を開けると、ひやっとした風が入ってきました。
「あ、今日はクーラーいらない」
そう思った瞬間、
夏を乗り越えた安堵と秋の気配が心に広がりました。
やっと猛暑も終わりですね。
本当にお疲れさまでした。
乗り切った今だからこそ、この涼しさがいっそうありがたく感じられます。
さて、今日は先日お会いしたご夫婦のお話を。
「曖昧な言葉の捉え方が違うことで、
喧嘩が増えてしまったんです」
そう切り出したのは、結婚して数年のご夫婦でした。
たとえば──
夫は「あと少しで出かけるよ」と言ったとき、5分くらいのつもり。
けれど妻は「30分後くらいかな」と受け取っていた。
また、夫が「もうちょっと投資に回せないか?」と口にしたとき。
夫にとっての「もうちょっと」は数千円。妻にとっては数万円。
同じ言葉なのに、頭に浮かぶ金額がまったく違っていたのです。
小さな行き違いは、積み重なると大きなストレスになります。
それに気づいたお二人は、ある工夫を始めました。
「30分後に出かけよう」
「毎月◯万円を積み立てよう」
曖昧な表現を数字に置き換える。
ただそれだけで、
驚くほど誤解が減り、喧嘩も少なくなったと言います。
なるほど、と思わされるお話でした。
婚活をしていると「早く結婚したい」と焦る気持ちが出てくるものです。
けれど、結婚すればすべての問題が解決するわけではありません。
むしろ、そこからが相手と一緒に人生をつくる本番です。
だからこそ婚活中から
「会話の習慣」や「質問力」を意識してほしいのです。
その小さな積み重ねが、未来の生活の土台になります。
忽那の本音
条件が整っていても、
対話力が弱ければ関係は崩れてしまうことがあります。
逆に、多少条件が合わなくても、会話の力がある二人は驚くほど強い。
婚活中から少しずつ練習していきましょうね。
保存用|1分まとめ
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夫婦の喧嘩は「曖昧な言葉の解釈違い」から生まれる
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数字や具体的な表現に変えると誤解が減る
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婚活はゴールではなくスタート。そこから本番が始まる
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婚活中から「会話の習慣」を意識することが大切

