「搾取されてる?」男女で違う“奪われ感”と“背負わされ感”の正体
'25.08.16こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
婚活のご相談を伺っていると、
ご本人が口に出さなくても、
「搾取されているような気がする」──
そんな思いを抱えているのではないかな、と感じることがあります。
男女で違う「搾取されている感覚」
男性が感じる“奪われ感”
「結婚したい女性の中には、
ある程度仕事を頑張ってきて“もう疲れたから仕事をセーブしたい。
だから結婚後は男性の収入に頼りたい”という人が多いように思う」
女性の感じる“背負わされ感”
「自分ひとりの収入で家庭を支えるのは不安だから共働きを望む、
そう男性が考えるのは、今の時代らしい現実的な発想で理解できます。
けれど、家事や育児の分担は“従来通り女性が多く担う”という前提が残りがち」
すれ違いの正体
結局のところ、男女ともに共通しているのは
「自分ばかりが負担を抱えるのではないか」という不安 です。
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男性は「自分ひとりで経済的な負担を抱えることになるのでは?」
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女性は「経済的なことも当てにされた上に、家事や育児の大部分を任されるのでは?」
お互いに「どちらか一方に偏るのでは」と警戒しているのです。
解決のカギは「うまくいっている夫婦の工夫に学ぶ」
共働きで子どもがいる家庭の調査から、
うまくいっているカップルには共通点があります。
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分担をはっきり言葉にする:「家計」「家事」「育児」を曖昧にしない
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効率化を取り入れる:食洗機・ネットスーパーで“時短家事”を実現
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見えない負担も話す:保育園の書類、学校行事、病院の予定など“考えるタスク”も共有
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定期的に見直す:仕事や子どもの成長で役割は変わるため、すり合わせを習慣に
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感謝を伝える:同じ行動でも「ありがとう」があると搾取感は減る
こうした工夫の積み重ねが「搾取されている感覚」を和らげ、
お互いに安心できる関係を育てます。
忽那の本音メモ
婚活のご相談では「搾取されている気がする」という言葉の裏に、
本当は「私も安心して頼りたい」「一緒に背負ってほしい」という願いを感じます。
支え合える関係は、最初から自然に生まれるわけではなく、つくり出していくもの。
どうぞ自分の気持ちを素直に言葉にしてみてほしいのです。
キュートピアでは、あなたに寄り添った婚活の進め方をご提案しています。
「私の場合はどうしたらいいのかな?」と感じた方は、ぜひ一度ご相談くださいね。
▶︎無料カウンセリングはこちら:https://cutopia.jp/

保存用|1分まとめ
男性の不安:「自分ひとりで家計を背負うことになるのでは?」
女性の不安:「経済も頼られた上に、家事育児まで任されるのでは?」
共通点:「どちらかに負担が偏るのでは」と感じている
うまくいく夫婦は「分担を言葉にする」「効率化」「感謝」で搾取感を防いでいる
👉 今日やる1つ:「ありがとう」を相手に伝えてみる