忽那のブログ

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あたたかい家庭に育ってない私でも、幸せになれますか?

'25.08.12

こんにちは。

結婚相談所キュートピアの忽那里美です。

※本日(火曜日)はキュートピアの定休日です。

ゆっくり充電しながら、明日からまたしっかりサポートさせていただきますね。

お盆休みの方も多いですね。



この時期、

真剣交際中のカップルは、ご両親への紹介をされるケースがよくあります。

キュートピアでも昨日、

男性会員様が女性のご両親とお顔合わせをされました。



多くの男性会員様が口を揃えておっしゃるのは

「人生で一番緊張します」

という言葉。



そう、男性にとって女性の親御様と会うのは、

想像以上にプレッシャーがあるようです。

夜になって、「無事に和やかに終了しました!」とLINEが届き、私も一安心。

また、別の女性会員様からは、



「彼の実家が地方なので、二人で新幹線に乗って無事に到着しました!」



とのご報告が。

彼はご実家に、女性は近くのホテルに宿泊し、

本日ご両親とお顔合わせ予定とのことです。

このように、

大型連休のタイミングには、家族への紹介が増えてきます。



あらためて、結婚は“二人だけで完結するものではない”と感じる瞬間です。

 

家族との関係が、結婚観に影響する 

婚活をしている方とお話ししていると、



「両親の仲が悪くて…」

「兄弟とも長年連絡を取っていないんです」



と、家族関係についてお話しくださる方が少なくありません。

そのような背景がある方は、



「家族仲が良すぎる相手は、ちょっと気後れしてしまう」

「しょっちゅう実家に帰ったり、親兄弟との関係が密すぎるのは苦手かも」



そんなふうにおっしゃることもあります。

一方で、



「自分があたたかい家庭を知らずに育ったからこそ、

結婚相手には、穏やかな家族で育った人を選びたい」



と願う方もいます。

つまり、

    

育ってきた家庭環境は、

「理想とする夫婦像」や「家族との距離感」に

深く影響しているのです。

 

理想を語る前に、“自分の背景”を知る 

よく「理想の夫婦像はありますか?」と聞かれる場面があります。

そのときに大切なのは、

理想だけを語るのではなく、



「自分がどんな家庭で育ってきたのか」

──その“背景”にも目を向けることです。

たとえば、

  • 家族で食卓を囲む時間が当たり前にあったか

  • 問題が起きたとき、家族がどのように向き合っていたか

  • 感情や思いを言葉で交わす風土があったかどうか

こうした「家庭での当たり前」は、

気づかぬうちに自分の中の“夫婦関係の基準”になっていることが多いのです。

それが、

自分にとっての「安心できる関係」や

「ちょうどよい距離感」をつくる土台になっている──



そう考えてみると、

理想の夫婦像も少し違った見え方になるかもしれません。

 

家族関係は“これから”つくっていける 

たとえ、過去の家族関係に傷や苦しさがあったとしても──

それが、これから築いていく家庭にそのまま影を落とすとは限りません。

人は、望めば新しい関係をつくっていける存在です。



「自分は本当は、どんな関係を大切にしたいのか?」

「どんな相手となら、安心して暮らしていけそうか?」



そうやって自分の心と丁寧に向き合うことが、次の一歩につながります。

過去の家族に感じた寂しさや違和感は、

あなたが“本当に望む家庭像”を知るための材料になることもあるのです。

だからこそ、あなたのこれからの婚活にとって、

過去の家族との関係を振り返ることは、

前向きなヒントになっていくのだと思います。


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