最初に見るのは、心ではなく“色”です。
'25.08.08こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
今日は、いつもとは少し違うお話を。
婚活のことではなく、スピリチュアルな話です。
「へえ、そんなこともあるのか」くらいの気持ちで
気楽に読んでいただけたら嬉しいです。
小さい頃から“色”が見えていた
私は小さい頃から、
人の“後ろ”に色のようなものが見える子どもでした。
といっても、「赤」や「青」といったはっきりした色ではなく、
もっと淡くて、にじむような、光の気配のようなものです。
色というより、
“その人がまとう空気”が目に映る感覚に近いかもしれません。
当時はそれが特別なこととは思わず、
みんな同じように見えているのだと思っていました。
その“色”は日によって変わることもあります。
元気な日、落ち込んでいる日、心がふわっと軽い日。
その人の内面に合わせて、まとう色も移ろっていくように見えるのです。
ご縁の“色合い”に気づいたあの日
ある日、教室の廊下ですれ違った二人の先生・・・
年齢も性別も違うのに、
まとう色が、どこか同じような色合いに見えたのです。
それが何を意味するのかは、当時の私にはわかりませんでした。
けれど、妙に印象に残る光景でした。
しばらくして耳にしたのが、
「◯◯先生と△△先生、付き合っているらしいよ」という噂。
ああ、やっぱり──。
子どもながらに、何かが腑に落ちたのを覚えています。
「同じ色をまとう人同士には、ご縁があるんだな」
もしかしたら、あのときすでに
“人と人のつながり”を感じ取る役目が始まっていたのかもしれません。
実は、今もその感覚を使っています
実はこの感覚、
今の仕事にもひっそりと活かされています。
お見合いに立ち会うとき、
私は必ず、お二人が並んだ瞬間の“まとう色合い”を見ています。
色のトーンが似ているとき──
「あ、このお二人は交際に進むだろうな」と、すぐにわかるのです。
逆に、色合いがまったく異なるときには、
「今回はご縁にはならないかもしれないな」と、心のどこかで感じています。
もちろん、すべてが色で決まるわけではありません。
けれど、長年この仕事をしてきて、不思議とその感覚は当たるのです。
また、自社内でご紹介を考えるときも、
私の中に残っている“会員さまの色”を思い出しながら、
似た色合いの方同士をおつなぎするようにしています。
言葉にはできない感覚かもしれませんが、
もしかしたら、成婚率の高さには
こうした目に見えない「相性の手がかり」も関係しているのかもしれません。
「私は何色ですか?」と聞かれるけれど
こういう話をすると、よく聞かれるのが
「私は何色ですか?」というご質問です。
けれど、それがいちばん難しい。
私が見ている“色”は、言葉で説明できるものではありません。
「黄色です」「ピンクです」と名付けられるような色ではなく、
もっと感覚的で、空気のようにゆらいでいるのです。
だからいつも
うまく伝えられないことが、もどかしくてなりません。
ご縁を結ぶ仕事として
スピリチュアルな話は、捉え方も人それぞれですし、
こうして言葉にするのは少し勇気がいります。
けれど、
“ご縁”という、目には見えないつながりを大切にする今の仕事には、
あの頃に感じていたものが、静かに息づいている気がするのです。
見えるものも、見えないものも。
その両方を大切にしながら、
人と人のつながりに寄り添っていきたいと思っています。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。