「晩婚」という言葉のトリック──そのうち結婚すると思っていませんか?
'25.07.29こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
(本日は定休日のため、ご対応は【明日以降】となります。ご了承くださいませ。)
最近、「晩婚化」という言葉をよく耳にします。
ニュースでも、雑誌でも、当たり前のように使われていますよね。
でも、私はこの「晩婚」という言葉に、
ずっと違和感を覚えています。
なぜなら、この言葉には“ある落とし穴”が潜んでいるからです。
今日は、そんなお話を少しだけさせてください。
「晩婚化=いずれ結婚する」という誤解
晩婚という言葉を聞くと、多くの方がこう考えます。
「最近は、みんな結婚が遅くなってきてるよね」
「今はまだしていないだけで、そのうちみんな結婚していくんだよね」
まるで“結婚は人生のどこかで必ず通過するイベント”のように、
あたかも時間の問題であるかのように思えてしまいます。
でも、それは本当に正しい解釈でしょうか?
「結婚したかったのに、できなかった人」もいる
晩婚という言葉の裏には、もう一つの現実が隠れています。
それは──
「結婚したいと思っていたのに、
できないまま年月が過ぎてしまった人たち」が確実に存在する
ということ。
実際には、「結婚が遅れている人」が増えているのではなく、
「結婚をしないままの人」が増えているのです。
望んでいたはずなのに、機会を逃し、気づけば未婚のまま。
それは決して、特別なケースではありません。
時間は無限ではないということ
「まだその時期じゃない」
「出会いがないだけで、いずれは…」
そう思いながら数年が経ち、
気づけば「選択肢が狭まっていた」と感じることもあります。
婚活の現場では、こうした声をたくさん耳にします。
もちろん、結婚しない人生も素晴らしい選択です。
でも、本当は結婚したかったのに──
という後悔を残してしまうことは、できれば避けてほしいのです。
「そのうち」は、思っているより早くやってくる
晩婚化という言葉は、どこか未来への希望を含んでいます。
でもその言葉に安心しすぎてしまうと、
「今、動くべきタイミング」を逃してしまうかもしれません。
だからこそ、今、立ち止まって考えてみてほしいのです。
本当に今のままでいいのか。
自分は、どうしたいのか。
結婚したい気持ちがあるなら、
動き出すタイミングを「先延ばし」にしないこと。
未来は、待っていれば自然にやってくるものではありません。
自分で迎えに行くものです。
あなたの“その気持ち”を大切に
「今さら相談なんて…」
「こんな私でも大丈夫ですか?」
そんなふうに思っている方こそ、一度お話しに来てください。
キュートピアでは、年齢や状況ではなく、
あなたの気持ちに寄り添ったサポートを行っています。
「晩婚」という言葉に安心するのではなく、
「今の自分」にちゃんと目を向けて、
一歩踏み出してみてくださいね。