「私さえ我慢すれば…」と思ってしまう人のための心の処方箋
'25.07.24こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
今日は少し深い、
心のしくみについてのお話です。
たとえば──
・生活もギリギリなのに、ボランティア活動にのめり込んでしまう
・疲れきっているのに、人の相談にばかり乗ってしまう
・恋愛では、ダメな相手ほど放っておけず、尽くしてしまう
・自分のことで精一杯なのに、捨て猫や放置された動物を引き取ってしまう
そんな行動に、心当たりはありませんか?
「優しいね」「思いやりがある人」
と言われることもあるかもしれません。
けれど、その“やさしさ”の奥に、
実は無意識の心のクセが隠れていることがあるのです。
心理学で言う「共依存(コードペンデンシー)」
共依存とは、
自分の限界やニーズを後回しにして、他人の問題を背負い込もうとする関係性のことをいいます。
その背景には、
✔「助けている時だけ、自分に価値がある気がする」
✔「人の役に立たなければ、愛されない」
という思い込みが潜んでいることがあります。
ボランティアや献身は、もちろん素晴らしいことです。
けれど、自分の余裕がなくても
「誰かのために動かずにはいられない」
と感じているのなら、それは
心のバランスを保っているのかもしれません。
「内なる子ども」が抱える痛み
こうした傾向をもつ人には、
子どもの頃に
「人に尽くすことで愛された」
「自分の気持ちよりも誰かを優先して生きてきた」
経験があることが多いのです。
たとえば──
・親の顔色を見て育った
・家庭の中で“しっかり者”の役割を担っていた
・自分の弱さや欲求を見せることが許されなかった
そんな子どもは、
やがて「人を支えることが自分の存在価値」だと学んでしまいます。
それが、大人になってもずっと続いているのです。
あなたが“助けられる側”になってもいい
「誰かの役に立っていないと不安」
「恋愛でも、放っておけない人ばかりを選んでしまう」
それは、
“愛されるためには役に立たなきゃいけない”
という思い込みが、自分を支配しているからかもしれません。
でも、本当は──
あなたは、役に立たなくても、愛されていい。
助けてあげなくても、大切にされていい。
恋愛も人生も、「救う/救われる」ではなく、
“共に歩く”関係の方が、ずっと楽で、ずっと深い安心感があります。
優しさが、あなた自身をすり減らすものでありませんように。
まずは、あなた自身の心と生活を満たすこと。
そこから、ほんとうの“与える愛”が生まれてくるのだと思います。