「会話のテンポが合わない人」とは結婚できないの?婚活で見逃しがちな大切な視点
'25.07.14こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
今日は婚活中の方からよくいただくご相談のひとつ、
「この人、なんかテンポが合わないんです…」
というテーマについてお話ししてみたいと思います。
会話のテンポが合わないって、どういうこと?
「テンポが合わない」というのは、
ただ話すスピードの問題ではありません。
・相づちのタイミング
・話の切り替え方
・間の取り方
・沈黙の心地よさ
こういった“会話のリズム”全体が、
なんとなく「ズレてる」と感じるとき、
私たちは「テンポが合わないな…」と思ってしまいます。
テンポが合わない=相性が悪い、とは限らない
でも実は、
テンポが合わないからといって、
それだけで「この人とは合わない」と判断するのは早いかもしれません。
よくあるのはこんなケースです。
・相手が緊張していて、自然体じゃない
・もともと考えてから話すタイプ(反応がゆっくり)
・会話に慣れていないだけ
テンポが違うのは“違和感”ではあるけれど、
“相性が悪い”とイコールで結ばなくてもいいんです。
実際にはうまくいっているカップルも多い!
実は、会話のテンポが合わなかったところから、
しっかり信頼関係を築いているカップルもたくさんいます。
たとえば──
◎ 話し上手な男性と、聞き上手な女性
→最初は反応の薄さに不安を感じたけど、だんだんと「安心して話せる人」と感じるように。
◎ 即レス派の女性と、じっくり考えてから話す男性
→最初は間に戸惑ったけれど、「一言一言がすごく誠実」だと信頼が深まった。
◎ テンポは違うけど、笑いのツボが似ていたカップル
→沈黙の時間すら心地よく、長く一緒にいられる相手になった。
テンポが「ピッタリ」よりも、
テンポが「違っても大丈夫」と思える相手の方が、実は長続きします。
前向きにとらえるための4つの視点
テンポが合わないと感じたときに、
すぐ「この人ナシ」と判断せず、
こんなふうに見てみるのもおすすめです。
✅ 違うテンポだからこそ、自分にない感覚を学べる
ゆっくり話す人といると、自分の話し方や感じ方に“余白”ができたりします。
新しい気づきがあることも。
✅ 合わせようとしてくれる姿勢があるかを見てみる
最初はテンポが違っても、相手がこちらに寄り添おうとしてくれるなら、
それは関係性を築くうえでとても大事な力です。
✅ ズレても気疲れしないか?をチェックしてみる
たとえ会話がうまくかみ合わなくても、
一緒にいて疲れない人っていませんか?
そこには“安心感”がある証拠です。
✅ 会話以外のフィーリングが合っているか?にも目を向けてみる
価値観、笑いのツボ、空気感…
テンポがズレていても、他の部分が合っていれば補い合える関係になります。
おわりに
テンポが合わないからといって、
「この人とは合わない」と決めつけてしまうのは、
もしかしたら、素敵なご縁を手放してしまうかもしれません。
「この人となら、歩幅を合わせていけそうか?」
そんな視点で見てみると、世界が少し変わるかもしれませんよ。
あなたが心から安心して話せる、
本当の意味で“相性のいい人”に出会えますように。