恋愛弱者にされがち!? 姉妹だけ・兄弟だけ育ちの本当の話
'25.07.08こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那里美です。
今日は定休日──ということで、
少しゆっくり時間をとって、ブログを書いています。
さて今日は、
婚活中の方からよくいただく質問についてお話ししたいと思います。
それは、
「異性のきょうだいがいないと、
異性の気持ちが分からないままになってしまうんでしょうか?」
というもの。
たとえば、
「男兄弟ばかりで育ったから、女性の考え方がよくわからない」
「姉妹だけだったので、男性の気持ちにピンとこない」
そんな声を実際の婚活現場でも耳にすることがあります。
自分の兄弟構成が、恋愛や結婚に影響するのでは…
と不安になる方もいらっしゃいます。
では実際のところ、どうなのでしょうか?
■ 正直に言えば、異性のきょうだいがいる方が“慣れている”ことは多い
本音を言えば──
やっぱり、
異性のきょうだいがいる人の方が、婚活がしやすい場面は多いです。
というのも、
異性の感覚に“なんとなく慣れている”という強みがあるからです。
たとえば、
・何気ない会話のトーン
・整理整頓の仕方や持ち物へのこだわり
・感情の表現の仕方や、沈黙の意味 など
そうした小さな違いを、
幼い頃から「日常」として経験しているため、
異性への理解が
“頭ではなく体でわかっている”
状態になっている人が多いのです。
だから、婚活でも違和感なくコミュニケーションできたり、
「そこは察してくれるんだ!」
とお相手に好印象を持たれることがあるのです。
■ でも、大切なのは「過去」ではなく「これからどう向き合うか」
ただし、ここで誤解しないでいただきたいのは──
異性のきょうだいがいない人が不利かというと、
まったくそんなことはない
ということです。
婚活において大切なのは、
「異性を完璧に理解していること」ではありません。
むしろ、“わからない”という前提があるからこそ、
丁寧に知ろうとする姿勢が、信頼や思いやりにつながっていくのです。
「なんでそう思うんだろう?」
「私はそう考えるけど、相手はどう感じるかな?」
そんなふうに、自分とは違う感覚に目を向けられること──
それが思いやりの第一歩であり、
関係を深めていく大きな力になります。
■ 「もっと知りたい」と思えるかどうかが、すべてを変える
人との関係において、一番大切なのは、
これから出会う誰かに、
どう心を向けられるか。
きょうだい構成でも、育った家庭環境でもなく、
「この人のことを、もっと知りたい」と思える気持ちこそが、
未来のパートナーシップを育てていくのです。
あなたの中に、
「わかろう」「知りたい」という思いがあるのなら、
それはすでに、大きな“向き合う力”を持っているということ。
そしてその力こそが、
あなたにぴったりのご縁を引き寄せてくれるはずです。
育ち方に縛られすぎず、
“今の自分の姿勢”に目を向けてみてくださいね。
あなたの丁寧なまなざしは、
きっと誰かの心に、そっと届いていますから。