“もうダメかも”と思ったとき、運命は静かに動き出す
'25.07.07こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那です。
婚活を続けていると、
ふと、こんな気持ちになる瞬間があります。
「私、このままずっと一人だったらどうしよう」
「もう、誰ともご縁がつながらない気がする」
「なんでこんなに頑張っているのに、報われないのだろう?」
そんなときは、たいてい、心も身体もすり減っています。
でも、そうやって「もうダメかも…」と思ったときこそ、
不思議なくらい、運命はそっと動き出すものなのです。
たとえば、Aさん(30代・女性)のこと
何度もお見合いをして、交際して、うまくいかなくて、
やっと少し前向きになれたと思ったら、またお断り。
「もう…心が折れそうです」と言われたのは、
ちょうど半年前のことでした。
でも、最後のつもりで申し込んだお見合いで、
Aさんは「なんだかほっとする方と出会った」と話してくれました。
派手さはないけれど、そばにいるだけで安心できる──
そんな不思議な感覚だったそうです。
そして今、
Aさんは、あの時の「最後のお見合い」をした彼と、
入籍を目前に控えています。
そしてもうひとり、Bさん(40代・男性)の話
彼はこう言っていました。
「あと3ヶ月で、婚活を始めてから1年になります。
だから、この3ヶ月だけは本気で取り組んで、
それでもダメだったら結婚はもう諦めます」
その言葉通り、最後の3ヶ月と決めて向き合い方を変え、
できることをすべてやった結果・・・
なんとその面談の直後に行ったお見合いがご縁につながり、
わずか2ヶ月で成婚退会となりました!
「3ヶ月だけなら頑張れる」と言っていた彼は、
1ヶ月を残して卒業となりました。
真剣さと潔さが、ご縁を引き寄せる
では、なぜ「もうダメかも」と思ったタイミングで、
ご縁がつながることがあるのでしょうか。
その理由のひとつは──
「本気」と「覚悟」が揃ったとき、自然と人の在り方が変わるからなのです。
AさんもBさんも、「これが最後」と心に決めていました。
だからこそ、本当に丁寧に、真剣に、目の前の相手と向き合ったのです。
一方で、「これでダメなら諦める」という気持ちもあった。
その
潔さや腹のくくり方が、いい意味で力を抜かせてくれた
のだと思います。
不思議なことですが
人は、がんばりすぎているときよりも、
「覚悟を決めて、あるがままを出せるようになったとき」こそ、
魅力がにじみ出るものなのです。
だから、「もうダメかも」は、
「もう、本当の自分で向き合ってもいいよ」という、
心のサインなのかもしれません。
『もう無理かも』は、ゴールのサイン
実はこれ、婚活に限った話ではありません。
仕事でも、習い事でも、
「あと一歩」のところまで来ているのに、
そこが一番苦しい山場だからこそ、やめてしまう人が多いのです。
そして
「自分には向いていなかった」と、結果が出る前に終わってしまう、
そんな話を、よく耳にします。
もし今、あなたが
「もう無理かも」と思っているのなら、
それは“まさに今、ゴールが近い”というサインかもしれません。
一歩進んだ人だけが出会える景色
婚活というのは、山登りに似ていると思います。
登っても登ってもゴールが見えず、
「もう無理だ、下りたい」と思ったその先に…
実は、広がっているのです!
一面の景色と、澄みきった空が。
だから、どうかあきらめないで。
あともう一歩だけ、進んでみてください。
あなたの“最後のお見合い”は、
きっと“はじまりの出会い”になるのです。