ミドルエイジクライシスと婚活の関係|迷いが深まる理由と3つの対処法
'25.07.04こんにちは。
結婚相談所キュートピアの忽那です。
最近、
「ミドルエイジクライシス(中年の危機)」
という言葉を耳にしたことはありませんか?
これは、40代・50代を迎える頃に、
「このままでいいのだろうか…?」
と、自分の人生に迷いや揺らぎを感じる時期のこと。
実はこの「立ち止まり」、多くの人が経験しています。
たとえ順風満帆に見える人でも、
心の奥では大きな葛藤を抱えていたりするのです。
著名人たちも感じている「立ち止まり」
たとえば、オリエンタルラジオの中田敦彦さん。
42歳のときに、
「今、自分はミドルエイジクライシスにいる」と公言しました。
成果を出してきたからこそ、ふと
「何を目指せばいいのかわからない」
「心が空っぽになったような感覚がある」
と語っています。
また、女優の天海祐希さんも、
過去のインタビューで
「映画で素敵な夫婦を演じたとき、
“私の独身人生、これでよかったのかな”と揺れた」
と告白しています。
どんなに自立している人でも、ふと、人生を見つめ直す瞬間があるのですね。
若い世代にも知ってほしい話
「自分はまだ20代・30代だから関係ない」
と思うかもしれません。
でも、この“心が揺れる時期”は、誰にでも訪れるもの。
だからこそ、
「そんな時期が来るかもしれない」
と知っておくだけで、ずっとラクになります。
ミドルエイジクライシスとは?
簡単に言えば、
「これまでの人生を振り返りながら、これからの生き方に迷う時期」
です。
よくある背景
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キャリアの停滞や見直し
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親の介護・別れなど家庭の変化
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体力や容姿の衰えへの実感
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「自分らしさって何だろう?」という葛藤
よくあるサイン
🔹 心のサイン
・漠然とした虚しさや不安
・「何をやっても心が動かない」
・自信を失う感覚
🔹 行動の変化
・転職や引っ越しなど“環境を変えたくなる”衝動
・突然恋愛したくなる/関係を見直したくなる
🔹 身体のサイン
・不眠・食欲不振
・理由のない涙や倦怠感
婚活にも影響するミドルエイジクライシス
このような状態になると、
「判断力」や「決断力」が一時的に鈍ってしまいます。
その結果、婚活でも──
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「この人でいいのか、決めきれない」
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「もっと他にいるんじゃないか」と探し続けてしまう
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「結婚したいのか、一人でいたいのか分からない」
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過去の後悔や未来の不安で心がいっぱいになる
こんな状態になることも、珍しくありません。
でも、安心してください
🔸これは“おかしくなっている”のではありません。
それは、「人生を立て直そう」とする力が働いている証拠です。
人生の節目に立ち止まるのは、本気で生きている証。
だから、
焦らず、でも止まらずに、自分を整えていくことが大切です。
ミドルエイジクライシスを乗り越える3つのヒント
① 未来の自分に問いかけてみる
「5年後、どんな日常を誰と送りたい?」
条件ではなく、“暮らし方”から考えることで、選び方が変わります。
② モヤモヤは、誰かと一緒に言語化する
信頼できる人や専門家に話すことで、自分の気持ちが見えてきます。
心の整理には、「声に出す」ことがとても有効です。
③ “小さな一歩”を積み重ねてみる
この時期に大きな決断は難しいかもしれません。
だからこそ、今できる“小さな行動”を大切にしてみてください。
たとえば…
・「もう一度だけ会ってみよう」と思える相手に連絡してみる
・「こうあるべき」の理想を1つ手放す(例:「年収○○万円」→「安心感のある人」)
・プロフィールを“今の自分”に合わせて少しだけ見直す
きっと、未来の自分が感謝する
こうした小さな行動の積み重ねが、
やがて心の安定につながり、判断力や行動力が戻ってきます。
そしてきっと、
「あのとき、ちゃんと動いてよかった」
と思える日が来るはずです。
最後に・・・
もう一度、ポイントをまとめます。
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未来の自分に問いかける(ゴールの再確認)
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モヤモヤを誰かと整理する(現在地の明確化)
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小さな一歩を積み重ねる(行動を通じて整える)
この3ステップがあれば、
焦らず、でも止まらずに、後悔のない婚活ができるようになります。
私自身も、今まさにミドルエイジクライシス世代。
迷いながら、揺れながら、でも一歩ずつ前に進んでいます。
だからこそ、あなたの感じていること、すごくよく分かります。
一緒に整えていきましょう。
これからの人生にも、
まだまだたくさんの幸せが待っていると、私は信じています。