忽那のブログ

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私の乳がん体験記(3)病院の選び方

'19.04.20

これまで、2回にわたって

私の乳がん体験記を書いてきました ↓

体験記(1)

https://ameblo.jp/cutopia-happy/entry-12455186401.html

体験記(2)

https://ameblo.jp/cutopia-happy/entry-12455405244.html


乳がんの宣告を受けた翌日。

やるべきことは、ただ一つでした。

「生きるためにどうするかを考える」

この一点です。


申し訳なかったのですが、宣告を受けた病院で

手術を受けるつもりはありませんでした。

・医師がとても若く、手術執刀数が少なかった

・その病院では乳腺外科外来が週2日しかない

(つまり、乳腺専門の病院ではない)

・検査機器が古い

これが理由です。


自分の命を預けるのですから、

「この先生に診ていただいてだめだったなら、諦めよう」

と思えるような、納得のいく選択をしようと決めました。


とにかく情報を仕入れました。

最新の乳がん治療は何か?

それに最も詳しい先生は誰か?


調べ上げて、絶対にN先生に診ていただこうと決めたのです。

ここまで決まれば後はN先生に繋げて下さる方を探すだけです。

幸運にもすぐにN先生を紹介していただける方が現れました。

本当にラッキーな人生で、心から感謝しています。


そしてもう一つ、ラッキーは続きます。

医師に、「病院を変更したいです」と恐る恐る伝えると・・・


「N先生ですか? 私の恩師です。

素晴らしい先生ですよ。そこなら安心してお任せできる。

ぜひ行ってください。

これまでの検査資料を全部持って行っていいですよ」

と言ってくださったのです。

心が軽くなりました。

周りの方々にどれほど恵まれているかを感じました。


N先生は、予想通り信頼できる先生でした。

「ここで精一杯戦ってみよう」

と思えたのです。

ただ、N先生の病院の最新機器で再検査したところ、

乳房温存ができる段階ではなく、全摘出という判断でした。

残念でしたが、そうすることが最善なのですから

迷う余地は全くありませんでした。


この経験からも

・自分の納得のいく治療を徹底的に探すこと

・病院は1か所だけで決めないこと

が大切だと感じました。


明日は手術と術後について書こうと思います。

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