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私の乳がん体験記(1)

今日は、婚活に直接関係ないお話をいたします。

私の乳がん体験についてです。

このお話をしようと思ったのは、

婚活世代の女性が一番かかりやすい癌だから。

 

女性会員さんには折に触れ、健康診断に行っていただきたいと

伝えていますし、

結婚が決まったカップルには「ブライダルチェック」をお薦めしています。

 

自分が健康でいることが

パートナーへのなによりの贈り物だと思うのです。

家庭内に病人が出ると

家の中がものすごく暗くなります。

親が倒れると、子どもは不安で落ち着かなくなります。

そんな風にならないためにも

早期発見、早期治療をお願いします。

 

という私が、早期発見ではありませんでした。

というのも、乳がん確定の2年前に自分でしこりには気付いていました。

右乳房脇に米粒大のコリコリがあったので、

検査に行きました。

 

「どの病院が良いだろう?」

とネットで検索し、近所で信頼できそうな先生を探して行ったのです。

医師は、70歳くらい。ネットでは名医と紹介されていました。

触診するなり

「癌だと思ったんでしょう? これは違うよ。

癌はこういう触れ方をしないんだよ」

と言いました。

明確に否定されたので、私はすっかり安心し、

「マンモも受ける必要なし!」

と言われたので、ニコニコしながら帰宅したのを覚えています。

 

しこりは相変わらずあるけれど、

あれだけ自信を持って「癌じゃない」というのだから、私は大丈夫!

そう思い込み、翌年は検診に行きませんでした。

 

初健診から2年後・・・

しこりは小豆大に成長していました。

心がざわつき始めました。

「これはおかしい、別の病院に行った方がいいのでは?」

そう思っていたある夜、夢を見たのです。

 

叔父がICUに運ばれて心臓マッサージを受けています。

その姿が、突然私に変わりました。

 

ハッとして目が覚めたとき、

母から電話があったのです。

叔父が突然亡くなったと。

叔父は医師でした。

その時、「あ、私、癌だな。叔父さんが、病院に行けと言ってるな」

と感じたのです。

 

直ぐに、区の検診センターに電話しました。

担当の方に

「乳がん検診をお願いしたい」

と伝えると、

「ふつうは1か月待ちくらいだけれど、

たったいま、キャンセルが出ました。

明日ですが来られますか?」

と言われました。

これは行くしかない流れです。

 

翌日、センターで女医さんが触診したとき、

フッと顔色が変わったのがわかりました。

そして、すぐに個室に場所を変えられました。

マンモを受けると

「大きな病院に行ってください」

ということでした。

 

もうこの時点で、概ね覚悟はできました。

この続きは、また明日にさせていただきます。

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