Blog

「終わった恋」について、男性と女性では感じ方が違う?

本日は、婚活のお話ではありません。

 

「終わった恋」について、男性と女性では感じ方が違うのか?

について書いてみたいと思います。

 

あれは2年ほど前。何気なくFacebookを見ていたら

私は全く存じ上げない男性の訃報を伝える投稿が流れてきました。

 

40代後半の男性の死を悼むコメントがかなりついていて、その内容から

多くの方に慕われ、大変有能な方だったことが伺い知れました。

 

訃報を告げる投稿は、ご本人のFacebookに奥様が代筆、という形で書き込まれていました。

なんとなく気になり、失礼ながら男性のそれまでの投稿を読んでみたのです。

 

遡ること6か月前、「体調が悪いので病院で検査をしたら余命を告げられました」

という告白が書かれていました。

それから毎日、今の気持ちを綴っていました。

 

最初は、

「なぜ自分が?ただ必死に頑張ってきただけなのに」

という怒りが多く、しばらくすると

「死ぬのが怖い」

という不安になっていきました。

 

そして

「食事ができなくなってきた」

「排泄をコントロールできないので、とうとうオムツになった」

ということをありのままに書いていました。

 

ある日の投稿は

「死ぬまでにこれだけはしておきたいことを考えました。3つあります」

という告白でした。

 

1.家族と思い出をたくさん作りたい

2.今やりかけている仕事を完結させたい

そして、3つ目は

20代を一緒に過ごし、愛し合ったのに別れてしまった彼女に、

幸せにできなかったことを詫びたい

と書いてあったのです。

 

私はこれを読んで、正直驚きました。

女性の皆様はどう思われるでしょうか?

 

よほど素敵な恋愛だったとは思いますが、

女性で

「20数年前の恋を覚えていて、相手に謝りたい・・」

という感情を持っている人は少ないように感じます。

 

というのも、結婚相談所でカウンセリングをしていると

女性は「終わった恋愛」をあまり良く思っていない、もしくは

忘れてしまっているケースが多いです。

 

一方、男性は

いつまでも思い続けている、またはあまり良くない恋愛だったとしても

相手の女性を嫌いになりきれてはいないように感じます。

 

話を戻します。

Facebookの「3つの願い」からしばらく経った投稿に

次のようなことが書かれていました。

 

「今日は嬉しい。先日謝りたい、と書いた彼女と数十年ぶりに連絡が取れた。

あの時のことを詫びることができた。そして快く許してくれた。

これでやっと肩の荷が下りた。」

 

私がお会いしたことのない男性のお気持ちを勝手に想像するのは失礼ですが、

心からホッとされたんだろうな、と安心しました。

 

この内容を男性の友人たちに話したところ、全員が

「オトコの気持ちがよくわかる」

「自分も謝りたい人がいる」

という感想を話してくれました。

 

同じ内容を女性にしたところ・・・

それは、ここでは書かないようにしましょうか。

無料カウンセリングのお申し込み